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地方・小出版流通センター
2018年7月6日 18:19
奄美でユタとしての仕事をしながら、占い師等の顔も持つ著者による自伝的作品だが、著者と同じくシャーマン的な資質を持った友人二人との交流を中心に綴られている。 その友人の一人「平少年」は高校時代、学校で神懸かりとなってしばしば周囲を驚かせた。ある時担任の教師が校長室に呼ばれ、少年を退学処分とするよう言われる。担任教師は「彼はこの土地に古くから伝わる神障(ざわ)りではないかと思うのです」と食い下が