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農村インポッシブル@高知県北川村

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農村インポッシブル

2022/07/16~2022/07/17で、「農村インポッシブル@高知県北川村」という”農林水産省”と”一般社団法人INSPIRE”が主催をしているアイディアソンがあり、そこへの応募が当選したのでいってきました。
※少しアツクなる且つ、日記的な部分も多分に含み、長くなりますのでご容赦ください。 農村インポッシブル参加者、地方大好き芸人の4人に向けて書いてます。
#twitter以外の投稿10年ぶりくらいかも

▼理由と経緯編


私が人生かけてやりたいことの一つに、 「自分の住む地方、または自分が携わった地方の可能性をゼロイチで見つけ続け、
都会に行き過ぎている人口を分散させ、”地方をぶち上げる”こと」があります。
#ぶち上げるっていう抽象度合いが馬鹿馬鹿しくて好き
#ここ最後の部分への軽い伏線張ってます
その中で、「モンゴルから宍粟市に移住してきた阪大の先生」が掲げたプロジェクトで、 兵庫県宍粟市山崎町の「知の地方化」というものがあり、 #これ農村インポッシブル内でいえばよかった
そういう自分から関わりたいって思うプロジェクトができたり、 地方を盛り上げるような考えを持っている人や学生と繋がれることが多くなってきたタイミングで、 「自分でももっと学ばないと」という気持ちになっていました。
そんな中、運良く「阪大の先生の弟子」から勧められた農水省主催のウェビナーで、 「谷中修吾」さんのオンライン勉強会に参加しました。
その中で、谷中さんが「農村インポッシブル」というアイディアソンがあると言っていて、 なんだそのおもしろそうなのは!! と、脊髄反射で応募フォームに自分の思いを即記入し応募しました。
すると当たりました。 #まじでおめでとうこうぎ
ただ、正直農水省と谷中さんが組んだアイディアソンだし、 もっと自分よりすごい人が当たると思っていたアイディアソンなので、運営の方からメールきた時は嬉しすぎて家で飛びました。 #文字通り飛んだ
自分なんかがこの北川村へ行って何か生み出せるのか?と一瞬思いましたが、 迷ったのは0.01秒で、 その後は行くことに決めてました。自分なら絶対できるという謎の根拠のない自信と共に。
これらが理由と経緯です。

▼内容と詳細編


農村インポッシブル@高知県北川村は、自分達で考えた”突き抜けた実行可能なアイデア”で、
北川村を活性化させるのが目的です。
小学校から農村インポッシブルはスタートしました。

2日間のスケジュールと詳細は以下です。
・イントロダクション

ここでみなさんと初対面させて頂きました。 全国から集まった精鋭十二人は、みーんな物腰柔らかくて、 いろんな話に興味を持ち、キラキラした目をしていて、 それでいて理路整然と話す最高の人たちだ、といった印象を持ちました。 #褒めすぎてうそっぽいけどマジで思った
ただワクワクの気持ちと同時に、 こんな最高のコミュニティと場なら、 北川村をよくしようと頭を使い続け、たくさん議論すればするほど成長できると確信して ニヤケが止まらなかったのを覚えています。
・フィールドワーク1「中岡慎太郎館周辺」


中岡慎太郎館公式サイト|幕末の志士、中岡慎太郎の生きざまに触れる歴史資料館|高知県安芸郡北川村
正直歴史に疎い私は龍馬と仲良かったくらいしか知らなかったけど、
生家に行ったり館で勉強したりすることで愛着が沸きました。
意外と身長が低いとかいう情報もあったりしておもしろかったです。
あと、この時点でもう北川村活性化協議会会長の「田中さん」への私の印象は、 「ずっと喋るアツい人だなあ」でした。 #地方の愛の伝道師より
生家でのお茶会?などもされているそうで、 生家でなにか突き抜けたことをすると楽しそうだなあ、と言う印象でした。
・フィールドワーク2「北川村温泉周辺」

北川村温泉 ゆずの宿
サウナ大好き芸人の私は、温泉も大好きなので入らせていただきました。 アルカリ成分が多めなのか、しっかりめのヌメヌメ感で これまで入ってきた温泉でも指折りのヌメヌメ感上位に入るんじゃないでしょうか?
農村インポッシブルに来ている皆様、北川村活性協議会の皆様と一緒に 「裸で、露天風呂で、語った思い出。」は死ぬまで残るんだろうなあと思います。
・夕食、深夜ミーティング、宿泊

清月旅館


スペイン人のハーフのお茶目な亭主の「清月旅館」での夕食、深夜ミーティング、宿泊でした。
・柚子胡椒唐揚げ
・柚子ちらし寿司
・かつおのたたき
・ちくわの中にきゅうり入れるうまいやつ #までっちがめっちゃ食ったって言ってた
・倖田來未が作ってくれたかっこいいすいか
・ヤキナスのアイス
柚子まみれ、柚子チューハイまみれで最高でした。
それと、夕食からしーたさん登場でした。 #勝手に憧れの人に任命
ここで協議会の肩の計らいでたくさんの人と喋ることができました。 いろんな年代のいろんな業種の方と話をする中で、 考え方の幅広さや奥深さ、スケールのデカさを感じて少し萎縮したのを覚えていますが、 0.01秒で吹っ切れてまた飲み直したのも覚えています。 #深夜ミーティング朝4時までするって学生かよ #最高かよ
ここで4時までアツい話をした内容については触れませんが、 北川村にはもうすでに爆上げする準備ができていることが確認できました。 そこには「やるぞっ」ていう気概しかありませんでした。 あとは価値創造型で作りだす私たちのアイディア一つ添えてあげるだけだな と感じたのを覚えています。
11時?12時あたりからAチームで集まって、 みんなでPC開いてgoogle docs使いながらブレストしたのも最高に楽しかったです。
#だめだ 、一生喋れる
#マックスタイガー
・フィールドワーク3「きたがわマルシェ」

きたがわマルシェ│きたがわさんぽ
フィールドワーク3つ目は北川マルシェでした。
選りすぐりのお店が集まっている感じで、野菜や手芸品を売っていました。
私は、あのMIYO PANを買いました。
ここらへんから頭の中で発表の準備をしていましたが、
うまくまとまっておらず、気持ち的に焦っていました。


#4時まで飲んで次の日コロッケパンって学生かよってまでっちに言われた
・フィールドワーク4「モネの庭」

北川村「モネの庭」マルモッタン



最後のフィールドワークは「モネの庭」でした。 全世界で「モネの庭」と名前がついているのは、フランスのモネの庭と、この北川村のモネの庭だけだそうで、 工業団地誘致の構想から180度転換し、フランスとの交流が生まれた中でモネの庭北川村ver.が開園したとのことです。 #北川村史上初のコペルニクス的転回
花がたくさん植えてある場所に青いハチがいるとのことでAチームみんなで走り回って青いハチ探して、これだー-って思ったやつがクマンバチだったのには心の中でずっこけてましたが、発表の際にBチームの写真で見れたのでOKです。
#本当はきれいな青を生で見たかったけど体裁的にOKって言っているだけ
このモネの庭内のカフェでアイディア出ししていた時、 あー最後のフィールドワークかーという切迫感と、 純粋に楽しみたいなあと言う気持ちと、 いいアイディアもっとこいっていう気持ちと、 もっと時間かけてモネの庭の芸術をみていたいと言う気持ちが交錯していて 心がカオスだったのを覚えています。
#心がカオス
・まとめ、アイディア発表、講評

2日間のまとめ時間は2時間。
あれこれ考えてみんなで意見出し合っている間に、気づけばもう15時でした。
私が入っていたAチームの意見も含め、 素晴らしいと感じるのが、全部楽しそうで、全部実現可能そうだと言うこと。
今回3チームが出したアイディアをうまく化学反応させて、 一つずつのアイディアではなく全部足してビッグな一つのものにもできちゃう3つの案だったなあと思います。 #にしてもみんないいアイディア出してて一生全員好き
発表のあと緊張の糸がほぐれたのか、他のチームのアイディアを傾聴しながらも、 今回の農村インポッシブルを俯瞰することに思考が向かっていて、
「柔軟な思考がここにあって、それを受け入れようとする地方の体制もあるって、最高の環境じゃん」 などと考えて勝手に一人でエモくなってました。 #なるな集中しろ
私たちAチームはグランプリではなかったですがそこに関係なく、 今回出したアイディアはB、Cチームのアイディアと一緒で本当にいいものだと思っています。 農村インポッシブルメンバーと北川村は、これからもオンラインやオフラインで繋がっていくし、もうすでにやりたいって行っている別チームのメンバーもいらっしゃったりしているので、 形はどうあれ前に進みそうです。
全体写真を撮り終えたあと、小学校から空港へ移動し、 帰る飛行機が飛び立ってから今回関わった人たちを思い出して、愛おしくて泣きました。
#アオハルかよ
以上が、農村インポッシブルの内容と詳細です。

▼今後の自分編


北川村に到着してから、2日間休まずにずっと右脳を使い続けている感覚で、農村インポッシブル終了後3日くらいは、少し説明が難しいけど、 「ずっとなにか物事を考えちゃう悪くない感覚」でした。
たった2日で影響があったと言うことは、どれだけ生活している時から創造や想像をしていないのかと言うことを実感できました。
そして、ぶち上げるとか言ってた根拠のない自信があった私が、 今回素晴らしい思考能力をもつみなさまと過ごした時間で得たものは、 「自分はまだまだだな」 と本気で思えたことでした。
立ち位置、職種は違えど、僕以外共通して言えることは、 「”己の力で何かを動かせたという実績”の奥にある自信」 です。
私のは、根拠のない自信です。 これじゃダメで、「動かせたという根拠がある自信」が必要だと感じました。
#軽い伏線回収
あまり比較するのは好きじゃないけど、自分の向きたい方向性を考えた時に、 これじゃダメだと感じました。
もっと身近なできるとこから、 もっとスモールに進めて、 もっと半径1メートルの幸せを作ることに徹する。
これが、今回得た近々の抽象的な目標です。
ただ、やりたいことは変わりません。
出会った人を大事にできて、 わざわざ僕なんかと関わってくれている人を大事にできる術を増やすには、 このままの方法じゃダメだなって思いました。 #泣きそう
もっと行動して、もっと人と深く関わって、もっと創造する。
それが大事だってことを言語ではなく肌感覚で感じることができました。
農村インポッシブル@高知県北川村でいい刺激をもらえました。
こんな機会をあたえてくれた谷中修吾さん並びに農村インポッシブル運営者様、 Bチーム、Cチームの最高な皆様、そしてAチームの最高すぎる皆様。
本当にありがとうございました。
もしよかったらこれからも宜しくお願いします。

コーギー

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