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「人生のカタチは、自分で作る時代」習志野出身・青森の地域おこし協力隊・五十嵐孝直

1985年3月6日生まれ、魚座。習志野市立谷津小学校、習志野市立第一中学校、千葉県立八千代高校、神田外語大学出身。MBTIは主人公で「誰とでも仲良くなれる利他主義で、周りからの信頼も厚い人気者」。青森県田子町の地域おこし協力隊として従事すること5年目。あおいもりトレーディング代表。



ー五十嵐さんは今何をされてるんですか?

青森県の田子町というところに移住して、地域おこし協力隊をしています。なので、普段住んでいるのは青森の田子町なんです。

24年ぶりの「天久」

今回は、仕事と父の誕生日で谷津に戻ってきていたんですが、「天久」に来るのは中学3年の卒業式にクラスメートときたぶりなので、24年ぶりですね。やっぱり美味しいね。


地元・谷津でインタビューに応えてくださった五十嵐さん

すっかり変わった習志野・谷津。思い出の道も・・・

第一中学校に通っていたので、今は「奏の杜(かなでのもり)」になっている、畑があった土地が思い出のスポットなんですよね。中学の野球部時代に沢山走らされたので(笑)おかげで、野球部で関東大会優勝できたりして。


習志野市から田子町に来てくれる人を増やす。
その架け橋になりたい。

習志野市は人口の増えている町。一方で、田子町は減っている町。
減っていることが悪いということじゃないんですけど、田子には自慢の名産品「ニンニク」があるんですが、人がいないからと廃れていってしまうのがとても残念で。
1人でどこまでできるかはわからないけど、自分が何かすることで町の良さを少しでも長く続かせたい、という思いがあってやっています。

ー五十嵐さんが習志野市と田子町とを繋ぐ、いわば「架け橋」になっていきたい、ということですね。

そうですね。たまに、田子町でも習志野ナンバーの車を見たりするんです。そういうのがすごく嬉しくて。習志野に住んでいる人たちも楽しみを求めて旅行すると思うので、その魅力とかきっかけづくりをしていきたいんです。ローカムにはその力になってもらえると期待してますけどね。(笑)(LocaMメンバー:(笑))


習志野市の人たちに知ってほしい、
「地域コミュニティ」の楽しさ

久しぶりに習志野市に帰ってきてみると、本当に活気ある、住みよい街に変わったなと。でもその地域に住むのに大切なのって、生活のしやすさだけじゃないと思っていて。
その地域の人とのつながりが大切だと思うんです。僕も、それが理由で移住をしているところがあるんですよね。
マンションに住んでるけど隣の人を知らない、駅に通うためだけにそこに住んでる、週末は家族でそこで過ごすだけ、とか、最低限便利なのもいいかもしれないけど、やっぱり地域の人と繋がるっていうのはもっと楽しいことで。習志野市の人たちにも、「自分の住んでる街は楽しい」と思って欲しいし、地域で人と繋がる楽しさを体験して欲しいなと思います。


みんな才能に溢れてたけど、
みんな、サラリーマンになっていく。

学生の頃、自分の周りの子達はみんな本当に才能のある人ばかりだと感じてました。僕自身は本当に何もなくて・・・、野球部では補欠だったし、それに比べて、みんなは全く届かないような才能に溢れてて。でもみんな、今は普通の会社員になりました。
それが悪いというわけではないけど・・・、見ていると、”可能性はみんなにあったのに、社会に出るとそれを発揮できなくなる環境” が今の世の中なのかも、と思うんです。
結婚する、子供を育てる、家を買うとか、お金を稼がないとどうにもならないといけないと現実を突きつけられ、サラリーマンになることに落ち着く。そんな世の中にに違和感があったんです。
道は一つじゃない。そうじゃない生き方があるはずだ、と。

ーそんな違和感から、地域おこし協力隊に?

そうですね。あとは田子町が「ニンニクの街」として有名だと知って、いってみるか。で飛び込んでいった感じです。


人生のカタチは1つじゃない。
挑戦の積み重ねで、オリジナルを作り出すこと

人生のカタチは一つじゃないと思っています。僕は38歳で、結婚はしているけど、子どもはいません。でも僕の人生では僕なりの、他の人とは違う味を出せると思ってます。何かで一番にはなれなくても、何かを一番積み重ねた人にはなれるから。
僕も22歳の頃は、「いい会社に入らないと」と考えていたけど、今はそれよりももっとオリジナルな、自分にしかない価値を作り出すことが大切な時代だと思います。色々な「やってみたい」「楽しそう」を全部やって、オリジナリティを求めていく。それができたら、世の中もっと面白くなっていくと思うんですよね。


「オリジナリティ」「アイデンティティ」「らしさ」といった価値が重視される時代。五十嵐さんのインタビューを振り返って、本当にその通りだなと感じると同時に、私自身元気が湧いてきました。私だけにできることってもっとあるんじゃないかな、自分にとって楽しいことってなんだろう。改めて考える機会にしたいです!五十嵐さん、ありがとうございました!
(ライター・山口絢香)

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