見出し画像

【大学生インタビュー】「おみやげ」で町おこしー千葉工業大学倉斗研究室「ならしのみやげ」

「ならしのみやげ」とは・・・
千葉工業大学 デザイン科学科 倉斗研究室。大学で培ったデザイン思考を活かし、習志野市の地域とコラボレーションしながらイベント企画や発信活動を行う。これまでにプラッツ習志野(公民館)でのCo展、その他マルシェ出店など。今回は代表3人にインタビュー!
・代表:根本 修汰(3年生)
・副代表:大金 玲士(3年生)
・副代表:鮎田 佳那美(3年生)


そもそも、千葉工業大学デザイン科学科に進学を決めた理由は?

根本さん(以下 根):工業高校に通っていたので、建築の分野にはもともと興味がありました。でも高校時代の自分は、製図をするのはあまり好きではないと気づいて。テーマパークとか、「本当は日本にないようなもの」を作ってみたいと思うようになって、建築からさらに幅を広げてデザインの領域の勉強をするためにここを選びました。

代表:根本さん

大金さん(以下 大):僕は元々モノづくりが好きで、モノづくり系の学校に進みたいと思っていました。でも何を作りたいか、という部分がいまいち決まっていなくて。それでプロダクト、インテリア、グラフィックと幅のきくデザイン科を選びました!

副代表:大金さん

鮎田さん(以下 鮎):私は文房具が好きで、文房具のデザインをしたいと思って決めました。でも入ってみるとデザインってとても幅が広くて。現在は、webデザインとかサービスのデザインにも関心を持ったりしています。

副代表:鮎田さん

別の県から集まった3人。習志野市はどんな町?(お気に入りスポットは?)

根:ちゃんと習志野市を見たのは、研究室に入ってからでした。元々「ならしのみやげ」の先輩方と関わりのあったお店の方々と仲良くしてもらったりとか、とても愛着が湧いていて好きな町です。

大:ならしのみやげや、その他にも習志野市のイベントのボランティアに参加することもあって。なので習志野のお店や施設の方々と関わることが多かったのですが、みんなで町を盛り上げたいと協力し合う雰囲気をすごく感じて、いい町だなあと思っています。

鮎:私の地元が栃木県の鹿沼市というところで、すごく田舎だったので、習志野市は「都会だなあ」と思いました(笑)地域でいろんなお店と関わっていく中で、地元よりも今は関係が深くて、アナザースカイみたいな感じです!

インタビュー時の様子。
「アナザースカイっていいですね!」

「ならしのみやげ」の今後は・・・

根:初代のコンセプトが「おみやげでまちの魅力を見つける・伝える」2代目が「私の好きを伝えたい」3代目は「私の習志野みーつけた」というコンセプトがあり、現在自分のコンセプトを考えている最中です。これからも大学生とお店を繋ぐ活動をしていきたいですし、すでに繋がりのあるのお店と親睦を深めるだけではなく、知らないお店とも繋がりを増やしていきたいですね!

大:これまでのならしのみやげでの活動は、セレクトショップ形式の出展活動が中心でしたが、今後はそれだけでなく違う形で地域の方々と触れ合いたいと思っています。商品ではなく、人にフォーカスして直の触れ合いで魅力を伝えていきたいので、どんどん新しいイベントをやっていきたいと思っています。

鮎:これまで先輩が築いてきたものを守りつつ、その基盤を大切に、情報発信にも力を入れていきたいなと思っています。ビジネスの方面に進めたいわけではないですが、マーケティングにも興味があるので、「誰にどう伝えるのがいいのか」と考えたり、創意工夫を加え発信活動を頑張っていきたいと思っています!

ー「発信活動」というと、インスタグラムでの発信を頑張っていく、という感じですか?

鮎:はい!インスタグラムはもちろんのこと、直接の繋がりも交えて「広める活動」を頑張りたいなと思っています!

根:ならしのみやげの集大成としては、今年もCo展があるので、そこで自分たちの活動の答え合わせができたらいいなと思っています。半年で何ができるのか、次の代に伝えられるものは何か、ということを考えながら頑張っていきたいです。

「ならしのみやげ」Instagram ↓



各々の想いと「ならしのみやげ」

根:各々ならしのみやげでお店とのつながりが増えていて、それは研究室に入ってこそのこと。そのつながりを大切に、後輩に繋げていきたいなと思っています。
自分はこの研究室のリーダーという立場なので、表現者として習志野の魅力を伝えていくだけではなく、きちんとみんなを引っ張っていきたいですね。
社会に出たらそうそうできない経験ながら、関わる人との関係性はちゃんとしたもの。この機会を大切にしていきたいです。

大:大学生でこういうプロジェクトに参加できことや、地域の人と関わって何かプラスの影響を与えられることは貴重なことだなと感じています。その効果を身近なコミュニケーションの中で実感できるのも貴重なことだなと思うので、Co展で貢献できたことを実感したいな、と思っています。

鮎:この活動でこそできる地域のディープな話とか、ならしのみやげに入らなければ知ることはなかっただろうな、ということが沢山あるんです。
今後ももっと地域間の繋がりを深くしていって仲を深めていきたいですし、
私の力(ならしのみやげの力)で街を紹介して、それを見たみんなが習志野にもっと愛着を持ってくれたらいいな、と思います。


習志野市のフォトマトペをつくりたい!

ーLocaMでは企画中のボードゲーム「フォトマトペ習志野」に採用するため、インタビューをお願いした方から「習志野のお気に入りの写真」をいただいています!3人のお気に入りの写真はありますか?

根:僕は菊田神社の猫です!

菊田神社の猫

大:プラッツ習志野の中央公園です!Co展の時、カラフルなテントが張っていて賑やかだったのが印象的でした。

プラッツ習志野の中央公園

鮎:千葉工業大学津田沼キャンパスの近くにある、黄色いポストです!

千葉工大津田沼キャンパス近くの郵便局の黄色いポスト
実際に「フォトマトペ」を体験!

ーデザイン学生である「ならしのみやげ」さんとLocaMが今後協力できるかも…!?
乞うご期待です!✨



3人の大学生へのインタビュー。大学在学中にデザインを勉強したり、それを活かしながら地域と繋がりを持てる環境は羨ましいな、と思いつつも、3人それぞれが持つ考えや活動への思いは似ているようでそれぞれの色があるなと感じました。私ももう一度大学に行くなら、この研究室に入りたい・・・、この3人のような大学生になりたい・・・、それくらい魅力的な大学であり、研究室であり、大学生でした👩‍🎓
(ライター・山口絢香)

ありがとうございました!

LocaMでは、これからも習志野に住む人が習志野をもっと好きになるきっかけを発信します!
Instagram・HPもチェック!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?