INFPとRPGツクール
16タイプ性格診断(MBTI)の分類結果にあるINFP型。カッコよく言えば「アーティストタイプ」、シビアに言えば「ただの夢想家」。
これ僕のことなんですけど、この手の診断を何度やっても同じ結果になるので100%夢想家で間違いなさそう。
このINFP型は他のタイプと比べて生涯所得がダントツに低いそうで、アーティストとして生計を立てられるのはひと握りしかいない事を考えるとナルホドと言った感じですが、それは前代的な統計結果なのでは。
夢想家なのでオリジナルな世界観で生きていることもあって確かにビジネスマン向きではない。浅く広くよりも深く狭くの人付き合いを好むのでなおさら。
でもその独特な価値観に没入するのは、これからのAI化の世界でルーティンワークな仕事は全自動に処理されていくこともあって、個人のキャラクターが重要になる事を考えると、かなりおトクな性格なのではないかと。
ただその独特な世界観をアウトプットするのは苦手でINFP型は頭でっかちになりやすい。すごいアイデアが脳内で渦巻いてるけど、一度も日の目をみたことがない、のような。
性格なのでなかなか「ハイ、すぐにアウトプットします」という風にはならないのだけど、そこで止まってしまったらメチャクチャもったいない。
そこでRPGツクールが出てくる。
RPGツクールはドラクエのようなゲームを作成するアプリなので、シナリオメイキングからシステム構成まですべてを創り上げられる。独特な世界観や価値観に没入してしまう、脳内でVRゴーグルをつけているINFP型にはうってつけなアウトプット方法なのだ。
もちろんアーティストタイプと言っても好みは人それぞれなのでRPGにすべてのアウトプットが集約できるとは思えない。僕も写真家なので基本InstagramやEyeEmなど写真表現を中心に動いている。でも写真だろうと絵画だろうと演劇だろうと、アート側の人間であれば表現としてストーリーは必要なファクター。
そしてRPG作成ツールだからといって何も「勇者が魔王を倒す系」しか作れないわけではないので、写真家や画家が個展をゲーム内に作ったり演出家が文字通りロールプレイをゲーム内で行なったり、用途はまだまだあるかもしれない。
RPGツクールは自分で制作具合を自由にコントロール出来、理想の世界を表現可能な垂涎モノなアプリ。INFP型のためにあると言ってもいいこのツールを使って、脳内VRゴーグルを違う誰かに付けてあげよう。
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