5つの生命の樹とパスワーク(2)20221229

5つの生命の樹とパスワーク(2)

2022年12月18日から書き始める。

■おうし座、2ハウスは、掘り下げること

 数日前に、寝ようとして半眠の時に、右手がかけ布団から外に出ていた。それについて「11ハウスの太陽はこれだ」という説明が聞こえた。その後二日後くらいに来たメールの中の、「さらに、私は2ハウスに月があり、2ハウスの惑星の象徴を書き換えるという話は、上記のことすべてに通じている話でもあり、とても大きな課題だと思います。私がこの地上に未練があるとしたら、ジオセントリックの2ハウスの月の扱いかもしれません。」「月の円周の6つの点についても思い出してゆきたいです。」という部分が気にかかった。この11ハウス太陽と、メールの内容が結びついた。
 またあまり英語が得意でない人が、英語を教えるのが、日本人にとって一番抵抗がないというのが、今日の夢だった。この抵抗がないということは、2ハウス事項だと思う。2ハウスに属する人が、異質な外国語の英語を習得すると、同じような立場にある人、すなわち2ハウスの人は抵抗感なしに、同じことを模倣できる。2ハウスはそもそも外国とか外のものを受け付けない。
 2ハウスはルディアによると先祖の遺産を受け継ぐというもので、子供からすると、生まれつきのもの、家系から受け継いだもので、これを改めて書き換えるのは、ほとんど不可能に近い。2ハウスをおうし座と結びつけると、おうし座の支配星は月だと言ったが、月のエーテル体に刻印されているものは、大人になって書き換えるのは非常に難しい。
 同時に2ハウスは先祖の遺産を受け取ることならば、エーテル体に刻印された特徴は、子供が生まれてから習得するものもあれば、その前に、家系で確立されたものも、刻印されていることになる。おうし座のサビアンシンボルの流れを見ていると、ひとつのレベルの資産を使いつくすと、さらに下に掘り下げて、より大きな資産を見つけ出し、さらに消費すると、もっと奥のものを見つけ出す。あたかも、いままで手にしていたものを全部なくすことが、次がやってくる条件のようにも見える。おうし座18度A woman holding a bag out of a window.[バッグを窓から外へ出している女]は、表面にあるものを取り払うと、下におうし座19度A newly formed continent.[新しく形成される大陸]が出てくるのだ。
 これはグルジエフのワークのことを思い出す。グルジエフは、参加してきた人を体力の限界を超えて働かせ、睡眠時間も非常に少なくした。一日ぶん確保されているエネルギィを使いつくすと、こんどは、もっと下のバッテリーにアクセスするようになり、もっと強力な活力が引き出せるようになる。わたしはこのようなやりかたがもともと好きだったこともあり、無理なことをするともうダメだという段階に来て、するとその先に突破することを体感としてよく知っていた。でもある年齢になると、この突破に対して、身体はついてこないことがわかってきた。
 おうし座の資質は生まれてから習得するものもあれば、生まれる前のものが生まれた段階ですでに刻印されているということだが、上にあるものを消費すると、下にあるものが露呈するということでは、個人を超えた範囲の資産は、個人の持ち物がなくなるほど、手に入りやすいことになる。これは時間の進行が未来に進むほど、過去のものが再生するとも言える。こうしたいっけん矛盾に見えるものは、おうし座5度A widow at an open grave.[開いた墓の前にいる未亡人]でも出てくる。5度は無謀な挑戦を示す度数だが、夫が死んだら、墓の中に、いままで知らなかった夫の所有物が発掘される。まるで夫の存在がそれに蓋をしていたかのような。

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