今日は映画「陰陽師φ」を見たのでそれについてつらつら書きます。
陰陽師0みたいなんですが、ファイ＝φにも見えるし
φには魂とか幽体って意味もあるんでそっちに近いのかな？？って思います。

安倍晴明が呪術の始まりとかは納得いきません。日本には卑弥呼という女王が呪術を使って国を守り、葛城山の役行者が鬼を従えて海を歩き毎晩富士山へ登り、観勒が当時最新の天文暦と陰陽道を日本に持ち込みそこから始まっているので、晴明が初めてじゃないんですよね…、しかも王女の衣装はチョゴリのようでうーーーん…

しかしストーリーはよくできていました。死因を呪いとは決め付けず、真実と事実は違うと死体を観察して毒殺と断定してそこから色々推理していくし、陰陽寮でも暗示や催眠術と言って蛇に噛まれたら死ぬと「そう思うだけで人は死ぬ」というように「呪」は言葉で、この世で1番強い毒は、欲に塗れた人の心だと。インフルエンサーや教祖の威光に肖るために必死に周りを蹴散らしたり煙たい人間を陥れようとする姿がまんまでした。
言葉は最上級の呪いなのだと感じました。真っ赤に燃える龍とか雰囲気はネトフリでやってる中国版の陰陽師に近かったけれども、映像が綺麗で陰陽寮がほんと素敵だった。
悪の権現の死に方が素晴らしかったので、是非に。

土用で雨が降ると意味が深いと思います。

水が木を育て　木が摩擦して火を生み　火は燃えて灰から土になり
土がら金属が生まれ、冷えた金属から水が生まれ
水は全ての終焉で始まり、この世とあの世を司どる…

季節の変わり目の土用の土と
現在意識潜在意識を繋ぐ水

土は水に流されるのを嫌い
水は土に濁されることを嫌う

水が多い人はちょっとメランコリックになりやすい人も多いです
土用の雨なんか余計に鬱々する人もいる可もしれません
水は陰気ですからね…私は好きなんだけれど…

よくも悪くも考えすぎてしまう土用なので、気持ちを軽くする為に
楽しい事に気を回しましょう。今は新しい季節の為の準備期間。
心身共に整えて、土用の後に飛躍できるように頑張りましょう😁