インスタでいつも音楽をアップしているんですが、リンクも貼れないし文字数の制限もあるので今後はコチラに書き留めておこうと思う。
文字の編集などここでならより自由に書ける。

-音楽について思う事-

ずっと音楽好きで色々と聴いてきましたが、皆さんが紹介しているのは基本的に洋楽ばかり。もちろん洋楽も好きですし聴くんですが、あまり邦楽に触れている人は少ない気がする。更に言うと最近の邦楽はあまりにも軽視されている気がする。全然聴かないとか昔の方が良かったとか。

特に古着屋の端くれとして思うのはどこのお店に行っても洋楽がかかっているイメージがある。なので、自分は好きな邦楽を紹介しようと思ってインスタで始めた。もちろん、音楽も映画も車やバイクなんかも全部洋服と繋がっていると思うからの事である。それが繋がってくるとよりこれらの事が面白くなるしそれをもっと知ってもらいたい。
そして、洋楽だけで無く最近の邦楽もめちゃくちゃカッコ良いと言うのを知ってもらいたい。そう言う想いがあります。
そんな今日の音楽は、、、

OKAMOTO'S / Young Japanese (2021)

全員、岡本太郎好きなので「OKAMOTO」姓を名乗る4人組のバンド。
和製『Red Hot Chili Peppers』
特に今回のこの曲は「Can't Stop」のオマージュがかなり色濃くあって、イントロのギターのカッティングとかはモロ。個人的にレッチリの中でもかなり上位に入るくらい好きな曲なのでかなりシビれた。展開もAメロにラップを入れたりと随所に好きなのが伝わってくる。
音楽やエンターテイメントがもたらすパワー、人々の行動や意志が影響の連鎖を止めずに続けていく様子を表現した「Can’t Stop」と違わず楽曲のイメージ通りの良作。

前作の「BOY」(2019)もめちゃくちゃ好きでしたが更にそれよりもパワーアップしたような印象。常に進化している人達ってやっぱり魅力的。

前身バンド『ズットズレテルズ』

元々は東京の和光中(数々の芸能人がいた凄い学校！)の同級生で『ズットズレテルズ』を結成。高校生で『Fankadelic』みたいなバンドをやろうと組まれた激渋なバンド。

彼らは2009年の「閃光ライオット」と言う10代の若手バンドの登竜門的なフェスに出演。その時の出演者は『glim spanky』(当時は4人組)や『坐・人間』等もいました。ファイナルステージまで行ったのにそこで解散を発表する。イカれてます。『SAKEROCK』のイベントやバンドの取材、音楽フェスの出演も断ったりと尖りまくっていました。
その時に出た唯一のアルバム「第1集」がめちゃくちゃカッコ良い。最初聴いた時、これが高校生なのかと驚いた。

ロック、アフロビート、ファンク、サイケデリック、ヒップホップ、、、あらゆる音楽がこの一枚にこれでもかと詰め込まれている。彼らの情熱が何か面白い事をやろうと言う心意気がビシビシと伝わってくる。

OKAMOTO'Sのメンツも凄いですが、このバンドのメンツも凄い。

MC : ドカットカット
草刈正雄の息子。紅蘭の弟。
『KANDY TOWN』の元メンバー。
『OMSB』もいる『SIMI LAB』の初期メンバー。残念ながら2015年に亡くなりました。

MC : 呂布
『KANDY TOWN』のメンバー。

ギター、ボーカル : セイマン(ラキタ)
『BO GUMBOS』の『どんと』の息子。

等、それに現OKAMOTO'Sのメンツが加わった大所帯。これだけ大所帯だと色々合わなかったそうで、わずか1年ほどで解散してしまいました。

その後『OKAMOTO'S』へ

当初ハマくんはいなくて、当時リーダーだった「オカモトリョウスケ」と現在は『相対性理論』にいる「オカモトマサル」がいました。
現在は、

ボーカル、ギター : オカモトショウ
ジャズサックス奏者の「スコット・ハミルトン」の息子。ニューヨーク生まれで英語が堪能。見た目もカッコ良い。音楽性もさる事ながら見た目がレッチリのアンソニーにマジで似てます。

ギター、コーラス : オカモトコウキ
『PUFFY』など多くのアーティストのサポートをやっています。今回の「Young Japanese」の作詞作曲もやっていてめちゃくちゃ多彩。
ソロもオザケンみたいでめちゃくちゃカッコ良い。

ベース : ハマ・オカモト
ダウンタウンの浜ちゃんの息子。
今や引っ張りだこ。glim spankyの楽曲に参加したり(閃光ライオットでの繋がりがアツい！)、星野源、吉澤嘉代子からマハラージャンまで様々なサポートもやっています。レコードマニアでブラックミュージックに精通しているところも良い。

ドラム : オカモトレイジ
『THE PRIVATES』の延原達治の息子。
元々は子役としてあっぱれさんま大先生に出演していました。DJもやるし、音楽以外のアーティスト活動をしたり幅広い。臼田あさ美と結婚したのは羨まし過ぎる。

個々がそれぞれ活動していて各々がマジで才能の塊。だからこそら10年も続くんでしょうね。
まだライブに行った事が無いのでいつか生で観たい。

と言う事でラストは最新の曲で。
これまたイントロからシビれる！！