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言語化能力を高めることによって問題解決能力を高めよう


問題解決能力が低いことによる後悔

私は高校時代に不登校を経験しました。
比較的いじめが発生しにくい偏差値帯であり、また男子校であったため環境的にいじめは発生しにくいはずでした。

しかしそのような環境下においても、しっかりと私はいじめに遭いました。
まぁ標準体重+20kgで容姿は醜く、学力も下から数えたほうが早かったので偶然というより、必然って感じでした。

極めつけは発達障害特有の挙動不審さでしょうね。
いつも下を向いてジッとしてたので、サンドバックとしては思春期の彼らにとっては最適でしょう。

今思えば、保健室登校をするとか、通信制に編入するとか、高卒認定試験を受けるとか色々とやりようがあったのですが、そういう考えには至らずにひたすら暴飲暴食を繰り返していました。
あとはまとめサイトを狂ったように見続け、ひたすら惰眠をむさぼっていました。

貴重な青春時代でしたが、このように浪費してしまい本当に後悔しています。

言語化能力と問題解決能力の関係

言語化能力と問題解決能力の間にはどのような関係があるのでしょうか?
個人的には両者にはある程度の相関があると感じています。

実際に平仮名も良くわかっていない未就学児などは問題解決の仕方が、泣き喚いたり、暴力を振るうなど原始的な手段を取ってしまうものだと思います。
大人になるにつれて問題解決能力が高まるのは、ひとえに言語化能力が高まったおかげでしょう。

頭の中で思考を巡らせるより、実際に言語に落とし込んだ方が有用性は遥かに高まります。
今抱えている悩みも正確に言語化さえできれば、ググったり、人に話したり、ヤフー知恵袋で聞くなどのことができるわけですからね。

言語化能力は後天的に鍛えることができる

知能は結晶性知能と流動性知能に二分されます。
前者はざっくり言うと言語に関する知能であり、こちらは年齢に関係なく、後天的に鍛えることができます。

ホーンとキャッテルは、結晶性知能は20歳以降も上昇し、高齢になっても安定している一方、流動性知能は10歳代後半から20歳代前半にピークを迎えた後は低下の一途を辿るとし、知能には加齢に伴って低下しやすい能力だけではなく、維持されやすい能力があると考えた。

健康長寿ネット

つまり、言語化能力も同様に後天的な努力によって獲得できるということです。

では具体的に何をすれば良いかというと、私はアウトプットが重要であると考えます。
闇雲に読書をしても意味がないわけではありませんが、言語化とはアウトプット要素が非常に大きいです。

従って、SNSなどで思ったことや感じたことなどを投稿してみたり、日記を付けてみることが有効であると言えるでしょう。
毎日の積み重ねが複利的にリターンとして還ってくるので、三日坊主にならないように適度に頑張りましょう。


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