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【無料公開】組織開発のプロが使用する職員研修(地方公共団体向け)のレジュメ

こんにちは!ロゴフコーチの成功体験請負人あじまです。
今回は、弊社が地方自治体から組織開発の依頼を受け、その取り組みの中で研修を開催する際のレジュメを公開します。

どんな研修のレジュメか?

公開するレジュメを使用している研修は、今のところほぼ「新規採用職員研修」です。新規採用職員、いわゆる1年目の職員に対して仕事の基本をインプットすることを目的に開催される研修です。

この研修は、①地方公務員のWhy(なぜ働くのか)、②ビジネスパーソンとしてのコミュニケーション、③電話対応の仕方、④ビジネスメールのルール、の4部構成が基本で、3〜4時間の講座+1時間の後日振り返りセミナーをパッケージとして提供しています。

今回公開するのは、第1部の①地方公務員のWhy(なぜ働くのか)がタイトルのレジュメです。

研修の成果って…

少し話がそれますが、地公体(地方公共団体のこと)の研修計画の中に組み込まれている“階層別研修”と呼ばれる研修。新規採用職員研修もこれにあたります。その他に監督者研修、管理者研修もしくは入庁○年目研修など。

在職中に私も、新規採用職員研修、一般職員研修Ⅰ、一般職員研修Ⅱ、監督者研修と4度、階層別研修を受講しました。そこでスキルアップのためのアプリ研修と一部だけ(体感的にはほんのちょっと)自己成長のためのOSアップデート研修を履修したはずです。
※「アプリ研修」と「OSアップデート研修」という表現は筆者独自のものです。
そのことについて書いた記事はこちらをお読みください。

研修内容は、ざっくり言うと「職責をまっとうするためのスキルの研修」「職場での人間関係の研修」など多岐に亘りました。意義深い内容!気づきを促されやる気がONになる!間違いなく成長した!感想的にはこんな感じ。復命書にも、盛ったかもしれないけれど、そういった言葉を綴りました。

そんな私が、研修を受ける(受けさせる)ことについてずっと、そして一番気になっていたこと。

“ずっと何年も同じ内容で、きっと昨年の先輩も、その前の先輩も、今の上司ですら何年か前に受講しているはずなのに。なんでわざわざ研修所で教えてもらわなければいけないのだろう。そもそも、「こうすればチームは変わる!」ってカリキュラム、学んだ先輩たちが実践していたら、このチームもっとよくなってるはずじゃね?”

一言で言うと、「研修の成果として、組織が育っていないのではないですか。」ということ。
はい、これがアプリ研修の実態というか限界なのかもしれません。

しかしながらそれぞれの研修を受講した皆さん、「どうしちゃったのですか?」

276万人以上いると言われている地方公務員全員に投げかけたい問い

今回、私が今はほぼほぼ新規採用職員研修で使っているレジュメを公開しようと考えたのには、そのような背景(背景というか、おっきな課題感)があり、新規採用職員から今年度退職を迎える職員、さらに再任用職員、会計年度職員と地方自治体にお勤めの方全員が本来知っていなければならない、住民のシアワセのために働くものとして“軸”でなくてはならないものを、再確認してほしいという切実な願いにも似た思いからのことです。

ご提供するのは、あくまでも研修で使用するレジュメです。(所々、○○を加筆している部分はあります)ですので、空欄の場所が相当あります。なお、著作の表示をしていますが、組織内の研修目的であれば使用していただいて構いません。

いかがですか?
「ドンピシャじゃなくても、あなたの言葉で言うことができますか?」
「地方公務員としてのWhy、いつもあなたの軸にありますか?」

今からでも遅くはありません。(こんなこと住民には言えませんが)
ぜひ、ご自分でもしくはチームであなたの組織なりの考え・答えをレジュメを使って確認・共有してみてはいかがでしょうか?
確認・共有するメリットは次のとおりです。

①“なんのためにここにいるのか”の軸ができる
②意思決定やサービスのあり方に一貫性をもてる
③目の前の業務に縛られる状態から、その先にいる住民へと視野が広がる
④職員としての使命感が醸成する
⑤楽になる、地公体の職員としてシアワセな状態に近づくことができる

“その先にいる住民”のためにぜひ取り組んでみてください。
なお、ご連絡いただけましたら、解答編(講座用に朱書きしたもの)のデータを無料でお送りいたします。以下のリンクからご連絡ください。

もしあなたにその気があれば、あなたが講師になり、チームの仲間を集めて研修会をなさってみてはいかがでしょうか。
必要とされれば、成功体験請負人として最大熱量で支援させていただきます。


最後までお読みいただきありがとうございました!あなたのココロに波紋を起こせたとしたらとてもシアワセです。次の記事も楽しみにしていただけるとしたら、そりゃ、もう、頑張ります!!