横山由依卒業コンサート

1127横山由依卒業コンサートinパシフィコ横浜。「深夜バスに乗って」そう題された横山由依さん、いや、ゆいはんの卒業コンサートは、ゆいはんが研究生時代に実際に東京と地元の京都を往復するために乗っていた深夜バスの映像から、そしてゆいはんのWALKMANから流れるOvertureで始まる。不思議とこのOvertureに、全てが詰まってるように感じられる。ゆいはんのAKBに対する思い。ゆいはんに感謝を伝えようとするメンバーの思い。会場にいるファンの思い。制作に関わったスタッフの思い。配信を見てるファンの思い。ろきちゃんは卒業コンサートのOvertureを見るのが好きだ。擦り倒した同じ音のはずなのに、峯岸みなみさんの卒業コンサートの時ともまた違う音がした。

「少女たちよ」ゆいはんのソロから始まる。AKBを、ゆいはんを象徴するような曲である。ゆいはんのソロからそこに今のAKBの仲間たちが集まってくる。2代目総監督として、尊敬され、慕われてきた彼女を表しているかの演出だ。そう。「走るんだ」

5曲目「根も葉もrumor」最新曲だ。AKB史上最高難度のダンスと言われている。これまでライブはもちろん、音楽番組など、あらゆる場面での披露を観てきたが、今回の「根も葉もrumor」が1番良かった。ダンスとかは素人目には分からないが、ただ振りが揃ってるだけじゃない。メンバーそれぞれの心の底から揃っていた。披露を重ねるにつれ、上手になっていくとはよく言うが、そのレベルじゃない。何か別のものが乗り移ってる様な。それだけ、ゆいはんの存在は大きいということなのだろう。

合間のVTRでは、ゆいはんが当時本当に乗っていた深夜バスに乗りながら、思い出を語っている。ゆいはんは、研究生時代、地元の京都から東京までその深夜バスで通っていた。そんな彼女は努力の人として知られている。衣装は手洗いして戻す、誰よりも早くスタンバイするなどなど、彼女のそうした類のエピソードは永遠と出てくる。だから、横山由依には汗が似合う。このコンサートでも、常に汗が目立っていた。

8曲目からは総選挙メドレー。ゆいはんの初総選挙選抜入りを果たした「フライングゲット」から「センチメンタルトレイン」までのメドレーである。ゆいはんの総選挙と言えば、子鹿の様に震え、司会の徳光さんにハンカチを差し出されるシーンが印象的だ。きっとそれにあやかったセトリなのだろう。やはりろきちゃんは、今のAKBの「センチメンタルトレイン」がすごくワクワクした。そして、ろきちゃんはこの「センチメンタルトレイン」のゆいはんがすごく好きだ。儚いというか、切なさを表すこの曲にゆいはんの表情がすごくマッチしている。久しぶりに披露されたセンチメンタルトレイン。あの頃から、メンバーはかなり変わったが、ゆいはんの下に集いし、新たな「センチメンタルトレイン」は、それはそれは輝いていた。最後に観れて本当に良かった。

書きたいことが多すぎる。また、ゆいはん卒コンについて書きます。今日はここまでとさせていただきます。

そして、まだ17LIVEでアーカイブ配信を観ることができる。是非、ゆいはんの最後にして最高のアイドルとしての笑顔を見てほしい。ちなみに、1209の劇場での卒業公演がゆいはんのAKBとしての最後の活動である。一応、抽選投げるだけ投げました。

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