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日常の小さな幸せ 2022/03/29

・柄にもないタイトルを付けてみた。
ただ前から読みたかった漫画を買っただけです。


1日外出録ハンチョウ』と『姫様“拷問”の時間です』を全巻買ってしまった。


最近金遣いヤバすぎるな。
そういう時期なのかもしれないと思って諦めよう。



・内容を知ってる人なら両者の共通点が分かるだろう。

「飯テロ」と「日常の小さな幸せ」を描いた争いのない平和な作品。
絵柄が違うだけで両方同じ漫画なのよね。(言い過ぎ)

最近仕事でストレスを受けまくっているので身体がこういうのを求めていた。
平和な世界。



・『姫様“拷問”の時間です』はジャンププラスで毎週読んでいるので先に『1日外出録ハンチョウ』を読んだ。


こんなの全ての大人が好きなやつじゃん……!!

日常生活の解像度が高すぎてやばい。間違いなく実写。
今すぐにでも真似をしたくなる。


・ストーリーをめちゃくちゃ簡単に言うと、休日を謳歌するのが上手なおじさんが周りのおじさんを巻き込んで休日を謳歌する話。

カイジのスピンオフなので、借金のカタに地下で労働させられてるという背景はあるけど。
地下の労働(とギャンブル)で溜まった貴重なポイントで一日だけ外に出られる特別な休日を描いた漫画。


・実はカイジ読んだことあまりないんですよね。
最初のEカードくらい。
何となく話は知ってるけど。

ただこれは全然カイジ知らなくても読めるしめちゃくちゃ面白いので是非。
1話完結なのでどこから読んでも大丈夫だし、なんならサイトで毎週読める。


・あまりにもリアルであまりにも等身大。
休日にあえてスーツで昼間から立ち食いそば屋でビール飲んだり、糖質オフダイエットしてる人の目の前でラーメン食べたり。

作者がとてもとても有意義な時間の使い方を理解(わか)ってるんだろうな。



・やろうと思えば全然出来ることをしてるだけなのに、めちゃくちゃ羨ましくなる。

今からぬか漬けに挑戦してもいいし、安いビジホに泊まってコンビニで豪遊してもいい。
そんなプチ贅沢なんていつだって出来るはずなのに、大人は何故か出来ない。

なんでやらないの?こんなに楽しいのに。やればいいじゃん。
って語りかけてくる。

日常生活で少し工夫するだけでこんなに幸せになれるんだよ?
って教えてくれる。


現代社会に疲れた大人こそが読むべき漫画。
力の抜き方、時間の使い方が学べる傑作だと思った。




・『姫様“拷問”の時間です』も読もう。

・魔王軍に捉えられた姫が、王国の秘密を吐かるためにあまりにも残酷な拷問を受ける話。

まあ拷問って飯テロのことなんですけど。

・無料で読めるのでぜひ!



・これもハンチョウと同じく、日常の小さな幸せを教えてくれる漫画。

1話から“ビーフシチューを食べたあとに皿に残っている僅かなシチューをパンで拭って食べる”という飯テロ。

それで良いんだよ……。そういうのが良いんだよ……。

・拷問は飯テロだけじゃなく友達(拷問官)と一緒に遊ぶとか、子供の成長を見守るとか、心温まる話がいっぱい。
ただただ幸せを貰える優しい世界。


・初期は拷問らしい拷問(白熊の赤ちゃんの遊んでるボールを取り上げる)(コアラのマーチの柄を確認せずにぽいぽい食べる)をしてたけど、最近はずっと甘々な拷問というか仲良しこよししてるだけな気がする。

それはそれで全然良いし読者が求めてる拷問なんだけど、もっとアホな方に突き進んで欲しいな~と思う。





・予定外の出費をしてしまったが、漫画からしか得られない栄養は本当にある。

メンタルケア費だと思っておこう。
焼肉とか寿司もメンタルケア費だし。

このストレスまみれの現代社会で生き抜くために、こういう日常の中の小さな幸せを教えてくれる漫画は本当にオススメです。

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