不思議な感覚。
いつの間にか、遠くまで来たなぁと思う。
25歳。25歳ってこんなに子供なんだ?って気持ち。でも、もう完全な子供ではないなぁと思う。ここ数年で一番私の中で大きかった出来事はやっぱり鬱になったことかなぁ。あの出来事が、一気に私の人生を暗転させてきたなーと思う。笑
一時期は鬱になったきっかけである人を強く恨んだり、毎日ネガティブ三昧だったり色々と酷かったんだけど、鬱にかかってから7年。ようやく少しずつ落ち着いてきたかなぁって感じ。
死にたいと思うことはあるけど、鬱からは大分距離を取れたんじゃないかなぁと思う。それでもやっぱり無理は禁物で、自分に負担がたくさんかかる状況では不安になるし考えすぎると頭が痛くなるし思考がまとまらなくなる。
正直、18歳から25歳、いちばんいちばん楽しみたかった時期を奪われたのは物凄く辛い。何度、鬱にならなければって思ったかなぁ。
なってしまったものはしょうがないから、ずっとずっと治るための道を模索し続けてきたんだけど。ほんとに、鬱にならなかったら、もっと今頃幸せだったかな。仕事もちゃんとして、自立出来ていたかな。彼氏とかもいたのかな。とか、いろいろ思う。
一番最初でも言ったけど、随分遠くまで来たなぁって思う。それは、鬱から遠ざかるって意味でも、人生を生きるって意味でも。
あの頃、同じ空間にいたあの人たちは今頃、何をしていて、どんな大人になっているんだろう。
今そばにいる人たちにも、赤ちゃんの時代があったんだよなぁなんて考えたらなんだか愛おしくなった。
今、理路整然と話をしている頭の良い子の人たちも、お母さんに甘えた時代があったのか。可愛くて、おばかな時代があったのかーって。
人の、小さい頃の話に興味がある。
目の前の人は一体どんな子供だったんだろう。
どんな人と恋をしたのかな、親との関係は?どんな友達がいて、どんな遊びをしていたんだろう。
人の数だけ歴史がある。
昔は遠い、全く知らないような場所で生きていた人と今出会ってることがなんだか不思議で。私がその人を知らない間も、その人は私と同じ時間に違うところで生きていたんだなぁって。
みんな子供だったんだよなって。
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