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瞑想でやっていること

感情の蓋が外れ、今まで見て見ぬふりをしてきたネガティブな感情が溢れ出してきている。これまでにないイライラや、抑えきれない怒りが飛び出してくる。

瞑想をするようになって、少し気持ちが落ち着くようになった。怒りが飛び出した後に、後悔が襲ってきて落ち込む。最初はその落ち込みもしんどかった。でも、だんだん落ち込むのが当たり前になって、瞑想で癒すことも当たり前になってきた。

怒りやイライラは、自分が身に付けてきた心の鎖が原因になっていることもわかった。「~してはいけない」「~あるべき」「~すべき」という思い込みを探し出す。子どものときには必要だった心の鎖は、もう今は必要ないことが多い。もう必要ないと気づくのが難しかったりするけれど。私の心を守ってくれてたことに感謝しつつ、サヨナラをする。

瞑想に入るコツ

心の鎖を見つけるパターンがわかってきたのが、一番心が落ち着いた理由かもしれない。そこまでたどり着くのに、いろいろ手探りで情報を求めていた。

瞑想もすっかり定着してきたように思う。まだまだ入り口にいて、もっと深めていけそう。最初は「正しいかどうか」が気になってしまってたけど、最近は勝手に出てくるものを受け止められるようになってきている。そして単純に瞑想が楽しい。

本で見つけた映像を映し出すやり方。無になることよりも、リラックスして宇宙とつながることを意識する。お風呂で座って瞑想するのが好き。

背骨の下の方から脊椎を一つひとつ真っ直ぐ上に乗せて重ねるのをイメージして、背中を伸ばして頭のてっぺんが宇宙に向かって引っ張られるのをイメージする。

頭の上に見えない皿を乗せて、その上に宇宙を丸めた球体を乗っけて、バランスを取る。球体がゴロゴロ頭の上の皿の上で転がるのを感じ、上に引っ張られつつ首もゆらゆら揺れ動く。

バランスが取れたと感じたら、頭を後ろに傾け「カチャッ」と心で言って、また真っ直ぐ戻ってきて「カチャッ」と言ってスイッチを入れる。頭から伸び出たコードが宇宙とつながっているのを感じる。

ここまで来たら、あとは好きに映像をめぐらすだけ。映像を見ているうちに、あぁ私はこういうことを感じているんだ、と気づいて納得する。この部分が今の私のキーポイントだな、と直観できる。

瞑想はまさよさんの「イメージの魔法」を読んで、自分にしっくり来て取り込んだ。

私は視覚を使うのが好きなので、見えるイメージを扱うのが好き。きっと聴覚を意識する方が瞑想に入りやすい人や、もっと体全体の感覚を使う方がやりやすい人がいるだろうなと思っている。

鎖の外し方

その場をコントロールしようとして、つらくなる自分に気づく。体質・気質的に、自分を取り巻く一定の範囲を「自分の場」と捉えて、その中で最善のバランスを取りたくなる。その場に含まれる人は、みんなハッピーでいてほしいし、ハッピーでない人が含まれるとイライラしてしまう。

この「コントロールしなければならない」に瞑想でサヨナラしてみる。

コントロールしたくて、でもできなくてイライラしてる場面を再生する。イライラを感じたり、コントロールしたいと感じている体の部分を探す。どうも下腹部から胸の辺りまで、広い部分で感じている。ちょっと大きすぎるので、一部分だけ取り出すことにする。

おへその左辺りから嫌な気持ちを、ボコッと球体で取り出す。色を味わってみる。クリーム色と赤色が煙のように混ざっている。目の前に球体を持ってきて、もっと大きい球体にして観察する。嫌な気持ちだけど、すごく自分が大切にしてきたものだなぁと感じる。味わい尽くしたら、サヨナラして大きな球体を押し出して、球体が遠くの方へゴロゴロゴロっと転がっていって見えなくなるまで見つめる。
一部分だけ解放することができた。

「コントロールしたい」を感じてる体の部分があまりにも広かったので、もう少し解体してからサヨナラする必要がありそう。書いてて思ったのは、「ハッピーでなければいけない」も含まれてるから、先にそっちを外す必要があるかも。

自分を癒しきるのは、まだまだ先みたい。でも、このイメージワークで心の鎖を外すのが、わりとクセになる。落ち込むのはしんどいけど、鎖が外れて体と心が軽くなる感じが、楽しかったりする。早く全開になって、楽になりたいー!とも思いつつ、今のこの一つひとつを大切にしていこう。

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