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INTJ(建築家)と悪役

悪役の素質

この度、晴れて自分の悪役としての可能性を受け入れるに至った私ですが、前々からうっすらと悪役の素質には気づいていた。

ちなみに、私のいう悪役としての可能性とは、今ある常識を崩して新しい価値観を創り出すこと、と言っておきたいと思う。

悪役の素質としては、「みんな」の幸せを願うよりも、「論理的に美しい」とか「自分の情熱が沸くもの」を優先したくなるような、そんな気質のことに思う。

自分が悪役っぽいと、うっすら気づいたきっかけは、16Personalities診断。うっすらというのは、認めたくない気持ちがあったので、見て見ぬふりをしていたから。

INTJ女子

私の診断結果は、「INTJ(建築家)」。最初にこのテストを受けたのは8年ほど前。今掲載されてる解説とは少し違うことが書いてあった。

“建築家”型の性格
この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。

16Personalities

女性でINTJは、かなり珍しいらしい。しかも、孤独を望むし。まぁ生きづらそうよね。

INTJの有名人が挙げられてるのを見て、わりと物語の悪役が多い印象を受けていた。

探偵ホームズの悪役、モリアーティ教授とか、すごく分かりやすかった。芸術的な犯罪を完成させたいところとか。
イーロン・マスクも悪役として取り上げられてる気がする。ビジネスのために、人の幸せをバッサバッサ斬り倒していく感じかな。言い過ぎ?

オバマ大統領夫人、ミシェル・オバマがINTJの例に挙がっていたのは覚えていて、最近になって「ファーストレディ」という、アメリカのドラマを見た。3人のファーストレディ達の人生をなぞっていく話。ミシェル・オバマは、まさに「こうあるべき」という自分の目標に向かって突き進み、誰が何を言おうとも勝ち取っていく姿がかっこよかった。アメリカの国民健康保険オバマケアのことなんだけど、大統領が変わると同時に無に戻されたことは、本当にもったいないことだし、悔しい気持ちになる。
と、こんなに感情移入できちゃうわけで。

この「世の中こうあるべきでしょー!」みたいなものが「みんなのため」でないと、悪役の悪の部分になってしまうんだと思う。

今となっては悪役だろうがなんだろうが、自分の気質として受け入れられるようになったけど、初めて診断結果を見たときは、なんか微妙な心持ちになったのを覚えている。

でも、生きづらそうな感じがわかったのは、少しほっとしていたように思う。


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