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会話の返答がズレる私

誰かに質問されて、答えが斜め方向にズレることがよくあることに気づいた。
最近あったのは、

「このカレンダーを友だちにプレゼントしようと思うけど、これ、もらって嬉しいですか?」

職場の博物館のショップにて、最近同僚になった人から、そう聞かれた私。

「この手ぬぐいとか、可愛くないですか?」
「このコーヒー美味しいですよ。」

質問に質問で答える私。

同僚が、「私は、このカレンダーもらって嬉しいんですが、一般的にはどうかと思って…」と言ったので、カレンダー一択か、と気付く。

一般的に…と聞かれると、答えやすくなる。
「もらったら、嬉しいんじゃないですか?」と答えた。

私の答え、完全にズレてたなーと反省。
なぜズレたかを考える。

まず、何よりも、私はそのカレンダーもらっても、そこまで喜ばないのがある。
去年のカレンダーがとても可愛くて、でも、そのデザインをした人が職場にもう居なくて。今年のデザインは、それはそれで素敵だけど、去年のあの素敵なセンスでつくられたカレンダーではないんだよなぁ。
みたいなことを考えてた。

でも、説明が難しい。
その質問をした同僚は、この職場に来て日が浅くて、いろいろ説明するのが面倒になったのかも。去年のカレンダーがいかにすてきだったかを力説するのも何だかな。目の前に無いし。

でも、「私はもらっても嬉しくない」を言うのを避けて、全然違うものをオススメすることになったのだと思う。

そこへ来て、「一般的に」どうなのか、ということだったので、そうか、一般的には嬉しいかもな、と思い至った。

わりと、「きっと嬉しいですよ」と答えてほしいのをうっすら勘づいているのに、そこに気持ちが行き着けない私は、違う話にすり替えて乗りきろうとしたのかな。

この日は疲れてたのもある。
元気があったら、きっと望まれた答えに行き着いて、さらーっと人の望む答えを言っていたかもしれない。

自分の気持ちをそのまま言葉にすると、誰かを傷つけるような気になるから、ズレた答えになるんだろうなが観察できた出来事でした。

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