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こうやっていつしか、仕事の規模が大きくなり、涼が涼という概念になっていくにつれて、それが人間だったことを、同じ地上の存在だったことを知らないひとびとのほうが多くなっていくのだろう。それはとても喜ばしいことでもあり、同時に少しだけさみしいことでもあるけれど、やっぱり、喜ぶべきことだ。

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