生きていると、たまに不思議な現象に遭遇したりすることはないだろうか。それは、自分が精通していない科学的な出来事の時もあれば、人知を超えたナニカという場合もあるかもしれない。

＊

うちには現在、数種の植物が生息している。ミニサボテン、ライムポトス、我樹丸、シクラメン、ミニバラ、そして鉢植えの葉野菜だ。これらの中で、自ら入手したのはミニサボテンだけ。他は様々なところからのいただきもので、やってきたからには放っておくわけにもいかず🧚まあ特に園芸に詳しいわけでもなく、そう甲斐甲斐しく手をかけているわけでもないのにひっそり居続けているのは、きっと元の生命力が強い個体ものたちだったのではないかと思う。

さらに、目の届く範囲というか動線上にあって、その存在を常に少～しだけ感じながら生活していると、ちょっとした変化に気づきやすいことはあるのかもしれない。（水が切れそうとか、多年草なら今期のサイクル終わりかけねとか、成長が遅くなったのはそろそろ根っこが苦しいかな？って感じで、その時点で適当に対処する。ちなみに我樹丸はテーブル仕様だったものを、かわいいサイズだけどずっとこれではさすがに鉢が窮屈すぎるよなぁ…と、たまたまあった一回り大きいものに植え替えたら、急成長して驚愕した💧）

で、先日。ちょうど陽の当たっているミニサボテンにふっと目を向けた時。
『…………………たんこぶできてる』
思わず目をパチパチし、もう一度よく見ても、やはり丸くなった天辺近くに一か所、小さいお団子みたいなのが現れていた。それはさながらたんこぶ！
『どうしたんだ君は😰勝手にこけて、知られぬように起き直ったのか…？』
実に不気味な妄想を薄～く繰り広げていた筆者だったが、それから数日間は特に目に見える変化なし。次第にその姿は観察しがいがなくなっていった。
そして、つい最近になり、光に包まれているミニサボテンの横をなにげなく通過しようとしたら。

ただ、ここにきて、そういえば数年前も斯様なことがあったのを思い出す。「かわいそうな子」と勝手に認識してたら、貴様ごときに憐れまれる筋合いないと。なるほど。サボテンの花って一回しか咲かないわけでもないのか。またひとつ賢くなった。←
そうこうしているうちに天気のよい日に咲き始め、現在は太陽光を感知して開いたり閉じたりしている（夜にはすぼむが、朝になるとまた咲くのだ）。
さて、もしこのつぼみがたんこぶのままだったなら…面妖かつ物悲しい話として語り継がれたかも？？

＊

翻って、この世界には未だ合理的な説明のつかない怪現象も意外とあったりするので油断ならない。筆者はオバケは視えないが、エネルギー体は視えることがある。丹光というらしい自分のオーラ的なものは、ひとりでゆっくりしていると多少明るいところでも視える場合が。それと、今までに３回程度だが、まったく火の気のないところで白い煙状のものがしばらく棚引いたりフワッと浮かんでるのを視た。二度見しても近づいてみても消えないため、拝んだりお辞儀をしたりしておいた。生きている（生きていた）ナニカではないなと感じた。でも全然こわくはなかった。よくないものだと、視えなくても総毛立つほどの恐怖を感じる気がする。（そういう時もまれにある。）

とはいっても普段は何の変哲もなく暮らしてる中で、たまに霊験あらたかなことにあうとハッとするものだ。
この間、初めて毛筆で写経をしたあと、何かよさげな箱等があったら納めておこうかと思って、調達までのつもりで数年前に亡くなった飼い猫の小さいお骨入れを祀っているスペースのちょうど脇に、他意もなく置いておいた。
確かその翌々日だったか？一度目が覚めてうとうとしていると、亡くなってから一度も夢に出てこなかったその猫が現れ、どこか明るいところ…生前に彼女がよく寛いでいた筆者の寝室のようにも思えたが、そこでうれしそうにあちこち遊びまわりながらも近づいてきて、まさにドリカムの歌のごとく、
✨うれしい！たのしい！大好き！✨
………と言われたような感覚の中、今度こそしっかりと覚醒したのである。

ことわっておくと、一応“心願成就”のため写経したと書面にも記しており、猫の供養のためとしたわけではない。しかし、置いた場所が場所だったからもしかすると供養になったのだろうか…？笑　本当にそういうつもりはなかったのだが、彼女が１８年と半年の猫生を筆者のそばで静かに終えたのは、奇しくも５月であった。まあ、喜んでもらえたならそれでいいかなと思う🪷
ちなみに最近、思いがけないほうに運が巡ってきたようで、若干戸惑っているところ^^;　少ないながら臨時収入もあり、個人的には反省点がいっぱいあって冷や汗かきながら過ごしているのに一体何が味方してくれているのかいまいちわからないが….。