大人になるつれて本音を言わなくなる。

子どものころは早く大人になりたいなんてことを思っていたけれど、
大人になった今思うのは、大人も大人で大変だということ。

仕事でのビジネストークでは本当に欲しい物、手に入れたいものなんて
口には出さずに、話している言葉の裏に本当の欲しい物が隠されていたりする。

自分や会社に利益がないと決まれば、人の思いなんて考えずに捨てる。

久しぶりにあった友人。
いま何しているの？なんて話から始まって、恋人は？地元にいるの？
そうやって情報を集めては心の中でマウントをとってくる。
今度ごはんでも行こうね～なんて言葉で話を締めくくりそれっきりになることが多い。

付き合ってる恋人。
お互いの気持ちを確かめ合って付き合うことになる。
付き合ってすぐはドキドキしてずっと一緒にいたいそう思っているのに
お互い気持ちを素直に伝えなかったり、2人でお互いの気持ちを育んでいく努力をしなければ終わりがくる。

言わなくてもわかるだろう。
きっと相手もこう思っているはずなんて思っているのはよくない。

人が何を考えているのかなんて本人にしかわからないし、自分自身でわからなくなってしまう時もある。

表面的なことで人の価値を決めたり、その人の事何も知らないのに知ったような感じて接するのもよくない。

人と関わるときに大切なのは、ちゃんと内面を見つめてあげるってこと。

それぞれ人の性格にもよるけれど、本音をちゃんと話せる人もいれば、心の中にしまい込んでためてしまう人もいる。

でも人なんて思っているほど強くはないから、言葉の後ろに隠された本当の気持ちを見つけてあげて、寄り添ってあげて、話を聞いてあげればいいだけ。

こんなにシンプルなことなのに、大人になると疑ってしまったり、信用できなくなってしまったりして、なかなか素直になれないんだよな。

どんな人にも大切な人がいることを忘れないでほしい。
世界のみんなが幸せになれるといいな。