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アイヌのマユンキキさんに法務局に訴えられました

 先週北海道新聞から電話があり、アイヌのマユンキキさんが都内で記者会見を開き、私を法務局に訴えたということで取材がありました。杉田水脈議員が訴えられた法務省の人権救済制度です。
①    マユンキキさんとは
昨年11月に北海道新聞社前にて、女性中心の「杉田水脈を勝手に応援す
る会」が街宣活動を行っていましたが、その時に飛び入りしたのがマユンキキさんです。彼女は、「通りすがりのアイヌだが、内容が聞捨てならない」ということで街宣を行っている女性達と議論が始まりましたが、その街宣では特段の問題もなく意見の違いで終わっています。当初彼女は名前を秘していましたが、北海道では有名な旭川アイヌの一族で、祖父は陸軍にも入隊したこともあり、鉄道の測量士として全国で活躍した川村カ子ト氏。一方、その息子の川村兼一氏は反天連やのりこえねっとの辛淑玉と連携し、日本政府に自治権を求めアイヌに対して5兆円の補償を求めており、反日的な活動で注目されています(マユンキキさんの叔父さん)。マユンキキさん自身は、アイヌのシヌイェ(アイヌの伝統的な刺青)を手などにし、歌手として活動をしており、名前の知られている人物です。
 私は街宣活動そのものには参加しておりませんが、ライブで見ていたところ、マユンキキさんが入ってきたことが偶然を装っているような故意を感じもしたので、ライブや入ってきたマユンキキさんのことをツイートしたところ、そのツイートを法務局に訴えたとのことです。
②    杉田水脈議員との比較
杉田水脈議員の場合は、法務局から何らかの結果が出た後報道されていま
すが、私は北海道新聞から電話をもらった時点で法務局からは全く要請も照会もない状態で結果も出ていない状態です。しかし、マユンキキさんの訴えだけで、既に私が法務局から人権侵害認定を受けたかのような印象を受ける報道がなされました。続いて朝日新聞からも掲載されましたが、内容はほぼ北海道新聞と同内容。結果も何も始まっていない中で一方的なレッテル貼りの報道は極めて偏向的な報道なのではないでしょうか。また、私は杉田水脈議員と違い公人でもありません。杉田水脈議員の一連の報道で注目を浴びて味をしめたのか、報道機関が調子に乗っている感がありますが、ハードルを更に下げてアイヌに対しては語ることも許さないような一般の口封じをし始めたとしか見えません。
③    法務省の人権救済制度の問題
杉田水脈議員が、法務省の人権救済制度については反論もできず、訴訟な
どで争うこともできない、と発言をしていたことから法務省の人権救済制度については非常に不思議な感じがしていましたが、実際調べてみると、法務省の内規で実施されているものであり、法律上の制度ではないことから行政不服審査法含めた争訟すら、つまり反論権すら全くできないものであることが分かりました。つまり、法務省の中でだけ処理されて一方的に結論が出てしまうのです。内容を見ていると大した実行力も権限もありませんが、一般には法務省がやっているということで大げさな制度に見えますし、実際マスコミが法務省の名を借りて報道するきっかけ、悪用をしていることは火を見るより明らかです。一応「この規程に定める事務を行う場合においては、関係者の秘密を守らなければならない」と書かれ、建前上は非公開が原則とされていますが、法務省が秘密を守っても当事者が公表をすれば、罰則も何もない、何のための非公開なのかが全く分かりません。趣旨の人権救済よりは、人権屋と言われる人達に悪用され、都合よく使われています。
 そして、逆に返せば、マスコミが一般人に対し一方的なレッテル貼りをする報道そのものが人権侵害なのではないでしょうか。このため、私は法務局に逆に電話をして、人権救済制度の利用をお願いしました。また、偏向した差別を行っているかの報道は社会的な信用を貶める行為でもあります。このため、名誉棄損についても争訟を考えていきたいと思っております。
 またその時には皆様のお力を是非ともお貸しください。

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