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『VRが変えるこれからの仕事図鑑』を読んで Part1

・プロローグ

「VR会議の方が本質的な会議ができる。
なぜなら心理的駆け引き・ムダが減るから。」

確かに現状のネット会議はPCやスマホの前に座って、ある程度のふさわし  い恰好や場所を選ばないといけません。しかしこれがヘッドマウントディスプレイ(以下:HMD)を付けてバーチャル上でアバターやホログラムを通しての会議になったら、本当にどこでも、どんな格好でも会議ができてしまいます。これによる恩恵は大きそう、、、。いざVRの世界へ!

・第1章

「VTuberチケット即完、軍事用VR、
VRの❝どこでもドア❞化」

どれも「没入感」がキーワードになってきます。ライブ映像をPCで見るのとは全く違い、あたかも自分がその会場にいるように感じられる。訓練では本当の戦場さながらの場を感じられる。行きたいところにすぐ行けることができ、旅だってできる(バーチャル上だが)。

実際にどこでもドア・のび太の部屋を体験できる機会があったそうです。現在はこのようなイベントで体験する人が多いかもしれませんが、巣ごもり需要に沿って、この先自宅でも体験できるセットが発売されるかもしれませんね。今後、リアルに近い「没入感」がキーコンセプトになったビジネスが続々生まれてくると思います。私の夢の一つでもある、世界中の各地で鬼ごっこ大会ができる日は近いかも!?

「各分野でVRが爆発的に普及していくことは、
データの面からも予測できる」

著者もおっしゃっていますが、今後のVR市場は爆発的に伸びていくと思います。PS5やXbox Series X/Sの次世代ゲーム機や5Gの登場が追い風になるでしょう。VR機能を備えるゲームタイトルは年々増えており、今回のような次世代ゲーム機の高スペックや、5Gの高速回線によってより「没入感」を体感できます。これからはもっとVRコンテンツも増えていくでしょうし、それによって実際に体験する機会も増えていきます。まずは一度体験してみて、その「没入感」を体感してみたいです。

・第2章

「現実とバーチャルの境目がなくなる」

今後、VRは五感を制御していく」とありました。ここまでくると本当に境目がなくなってきそうです。私はEC業界がこれを受けてどのように変わっていくのかが楽しみです。去年Vketに少し行ってみました。バーチャル上でショッピングをすることができるブースもありましたが、正直まだそこに魅力を感じていませんでした。まだ五感を使えないし、だったら普通にネットショッピングでいいじゃん、と思ってしまいます。ですが五感を使えるようになると話は変わります。家にいてもリアルでショッピングしているのと大差ないのであれば、すごく魅力的なものになります。

この記事にもあるように、着々とそれは現実になってきています。新しい企業が出るか、それともAmazonのような大手がやはりそこでも強くなるのか、すごく楽しみです!

「2021年はVRの年!?」

HMDが一斉販売された2016年から5年が経つ2021年。5年は一般的に技術が普及するスパンとしてはちょうどいいとのことで、まさに今年がその年になります。今年はこれからどんなデバイスだったりが登場するのでしょうか。もう少し安くなったら買ってみたいです、、。

・第3章

ここではVRで変わる業界が多数紹介されていますが、私が気になる業界を紹介していきます!

「旅行・観光」 

HISはこんな動画を配信していました。これをHMDで見れたらどんなに気持ちよいことか、と思っちゃいました。この動画は旅行代理店が配信しているということで、本にもありましたが店舗にも置いて説明に使ったり、オンラインでも接客に使えるかもしれません。
また、このご時世では自由に旅行をすることができていません。旅行する側にとっても辛いですし、旅行代理店にとっても収入減で大変です。そんな中、VRツアーとかやってみたらおもしろいかもしれませんね。そしてら日本・海外問わず楽しめます。そう意味で言うと、日本の観光業界もここに注力してみても、いやするべき。
旅行で言うと、リアルでのツアーコンダクターの需要が減ってしまうかもしれません。ARグラスを付ければ外を見ながら、案内を受けれるので、一個ガイドを作ればそれを回せるので、コストも浮いてWinWinではないでしょうか。
こうして現実とバーチャルの境目がなくなってくると、旅行の在り方が変わってくるのは間違いないでしょう。でも旅行好きの私はリアルの旅行の方が好きなことには絶対変わりません(笑)

「警察」

これを見たとき、ゲームみたいでかっこいい!と思っちゃいました。でもこういった用途は素晴らしいと思います。シチュエーションを詳細に設定できて、リアル訓練では絶対に不可能だったことができるのはVRの強みだな、と改めて感じました。これまではシミュレーションを動画で流して確認するというのが通例だと思うのですが、実際にその状況下で訓練できるのは警察にとっても、そしてその恩恵を受ける私たちにとってもすごくプラスです。ほかにも人識別のARグラスも開発されていたりするそうで、1日でも早く日本でも導入されてほしいです。
今までは一般企業や個人にVRは使われるものだと思っていましたが、こうして公的なものにも使われているのはびっくりしました。VRは娯楽目的以外にも人の命を救うためにも用いられていると知り、やはりこれからのVRは見逃せないです。

「スポーツ」

この企業はスポーツにおけるトレーニング用のVRに携わっているようです。この本を読むまで、私はスポーツとVRの用途は観戦しか知りませんでした。私の好きな野球は難しいかもしれませんが、バスケ・アメフト・サッカーなどの戦略を考えたりするトレーニングにはすごく向いているかもしれません。これも警察の訓練同様、これまでは動画で確認だったのですが、実際にフィールドに立ってそれぞれのポジションについてトレーニングを行うのは、より効率が良くなることだと思います。ここにもVRは用いられているんですね。

もちろんスポーツ観戦もVRによって変わってきます。「観る」となると、これまでは現地に観に行くか、受動的なアングルの中継の2択でした。ここでVRが登場すると選択肢が増えます。この事例のように、自分でアングルを選んで中継を見ることができるようになります。私みたいな野球好きにはたまりません。一人の選手をずっと見れるアングルにして守備を学んだり、俯瞰にして全体を見たりとワクワクしてみます。また、アバターを通して友達と隣で見ることも出来ます。今のご時世にはピッタリです。こういった時だからこそ、新たなスポーツの楽しみ方を通じてスポーツを盛り上げていきたいです!


これにてPart1を終わります。続きはPart2で・・・

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