マガジンのカバー画像

会計・監査

10
会計、財務諸表監査、財務分析、自己査定、M&A… 会計士試験の受験生、大手監査法人所属の公認会計士、上場企業の経理課長、金融証券検査官、会社役員の遍歴の中で学んだこと、感じたこと… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

不正のエピソード(その1)

今は昔、とある金融機関で不正があったとさ。 今も昔も、ではあるが、それは置いておく。 ATM…

三様監査

以前、別の記事で三様監査のことを書いたので、今日は少し詳しくその話。 公認会計士(監査法…

粉飾決算 塀のあっち側とこっち側

粉飾決算をすると、民事責任のみならず刑事責任を問われるリスクがある。 上場会社なら有価証…

要注意先と破綻懸念先

債務者区分で要注意先になるか、破綻懸念先になるか。 この差は大きい。債務者にとっても、金…

会計士と監査役

公認会計士がどんな資格かって一般的にはあまり理解されてないように思う。 税理士とどう違う…

2

使い勝手の良い(時もある)引当金

子会社には、親会社から割り振られた予算という名のノルマがある。 本来、売上や利益を増やす…

1

減価償却費の摩訶不思議

今は昔、徒然なるままに、日暮し机に向かひて(さすがに硯に向かうほど昔ではない)財務諸表論を勉強し始めた頃の話。 「減価償却費には資金をプールする機能がある」みたいなことがテキストに書かれていて、しばし理解に苦しんだ。 たぶん、会計士試験の試験委員が使っていた表現をそのまま使ったんだろうけど、初心者にはわかりにくい表現。 「キャッシュ・アウトを伴わない費用だから、会計上の利益よりも多くのキャッシュが手元に残ることになる。」 というくらいが適当か。 それでも胡散臭い話のように聞こ

罪深き減価償却費

昨日、減価償却費のことを書いたら、また書きたくなっちゃった。 減価償却費は、会計士監査の…

1

金融機関も大変

上場会社は会計士の監査を受ける。 上場会社は内部監査も必須。現場にとってどれくらい負担に…

自己査定と債務者区分

半沢直樹を持ち出すまでもなく、金融機関はお金を貸して利息を取るのがビジネスの柱になってい…

1