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個人的名盤レビュー#1 電気グルーヴ 10th Album 「YELLOW」(2008年)

どうも皆様おはようこんにちはこんばんは。Loopです!👼
今回から音楽レビューのマネゴト的ことをしていきたいなぁと。
記念すべき第一弾は電気グルーヴが2008年に発表したアルバム。
(前作"J-POP"からわずか半年あまりでの発表でした…すご)

10th Album YELLOW です!!

石野卓球氏とピエール瀧氏によるテクノユニットである電気グルーヴ👼
そんな彼らのアシッドハウス的な要素が色濃く出たアルバムが今作です!
良い意味でムサいと言いますか、肉感的な音が直でぶつかってくる感じ。
まぁとりあえず1曲ずつ聴いていこうよ、聴くんだよ(圧)

01.Mojo[CM mix]
30秒の短いジングル的な楽曲から今作はスタートします👼
TDKのCM用のエディットということでフル版も存在しておりまして、
そちらは14thシングル"The Words"に収録されていますね。
短いながら何だか民族音楽感と多幸感がある!と私の中で好評です。

02.No.3
始めてきたとき"こ、これ2曲目に置くような曲なの!?"となった曲。
何だか気怠くて不穏で不思議なダウナーなアシッドトラック…だと思う。
今ではすっかり聴きなれてこの低いテンションで繰り返す感じが最高!!
似た響きの単語を延々繰り返す歌詞も曲の雰囲気に合っていますよね✨

03.さんぷんまるのうた Album Mix
NHKの教育番組「さんぷんまる」テーマソング、だったらしいです。
3分でパシッと終わるといえば事変の"能動的三分間"を思い出しますが
こちらはもっとコミカルでどこか変態的な音楽に仕上がっております。
ギターのチャキチャキした音と加工ボイス、瀧氏の喘ぎ声()が良き!

04.Mole〜モグラ獣人の告白
"No.3"と近い温度感のダウナーで奇妙な世界観の楽曲
タイトル通りモグラ獣人が自身の暮らしについて語ってる感じです
"キグルミ"と歌詞にあるのでもしや単なる奇人変人の曲なのかな?
デッデデ、デデッデデのリズムがダークで好きです👼

05.どんだけ the ジャイアント
とにかくデカい、ということが1曲通して繰り広げられます…え?
アシッドハウス特有の軽めの高い音が活躍してて楽しいです👼
重いキックにペコペコしたおもちゃっぽい音乗せるの良いよね
ワンちゃんの声とか曲終わりの爆発音のシュールさも良き。

06.Acid House All Night Long
4つ打ちキックがしっかり鳴っててテクノディスコ感が強めです。
歌詞はとても少ないのですがライブでも盛り上がる印象です👼
半インストに近いんですけど卓球さんソロとはなんか違う…よね?
電気の時のほうが聴きやすく取っ掛かりを作ってくださっている、
と私個人的には勝手に思っています!(瀧さんがいるのも大きい)

07.ア.キ.メ.フ.ラ.イ
独特な歌詞と言葉の韻の踏み方がとてもクールで大好きです。
音の選択が何となくIndustrial(ギギギって音とか)な雰囲気👼
今作はこうゆう少しダークな曲がちょこちょこありますよね。

08.The Words
これですよ。今作で私が一番好きなトラックがこれなんですよ。
私が打ち込み音楽を作るときに常に頭の片隅にあるのがこの曲。
スコン!て音とかクラップ音とかレトロゲー的シンセの鳴りとか
もうここに全好きが詰まっているʚ(,,・ω・,,)ɞ
ちなみに歌詞を日本語詞に直して後にシングルカットされてますが
断然こっちの英語版だと個人的には思っています!

09.湘南アシッド【Album Edit】
インストゥルメンタル作。POPなアシッド曲って感じで心地いい。
何故だか知りませんが聴いていると可愛い犬の大群が浮かびます🐶
一度静かになって3分50秒あたりからまた盛り上がるの最高ですよね

10.Area Arena
初めてこのアルバムを聴いたとき、実は飛ばしてしまった曲です👼
今となっては飛ばした自分が信じられない、地獄へ堕ちろ!(過激派)
前曲同様インストなのですがこちらは硬質な音がぶつかってきます。
ギコ!ゲへ!(聴けばわかる)みたいな音ゆえそう感じるのでしょう🐶
あと終盤に行くほど盛り上がるんです。絶対通しで聴くべき作品!!

11.Fake It!
かっこがよろしいのよ。ロボロボしたボイスもトラックも…( ˘ω˘)
ビヨンビヨンしたシンセ音も素敵。
田中秀幸氏によるPVも制作されてる曲、シングル級の曲だよね。
今作全体に漂うアシッド感はありつつ一番キャッチーな作風でして
普段テクノ的なものを聴かない人にもお勧めできます!👼🐶

ということで今回は手探りながらアルバムレビューしてみました!
打ち込み音楽してるかたは絶対持っておいて損はない名盤です👼
"卓球ソロじゃん"と言われがちな作品ですがそれはノンノンです!

サブスクの時代ではありますがピ●チュウ風のジャケも最高ですし
手元にCDという形として…如何でしょうか!!

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