記事を書いている私はあと2ヶ月で会社を独立してから3年を迎える一人のフリーランスだ。今回は、そのフリーランス歴3年間近の私が独立して個人で働くと言うのはどう言う事なのかを紹介していきたいと思う。

この記事は起業、個人事業主、フリーランスを志している人に少しは役立つ内容となっていると思う。ポイントとしてまとめているので当てはまる方には是非読んでほしい。

ポイント①：仕事が好きではないなら起業家やフリーランスはおすすめしない

まず一つ目のポイントは仕事が好きになれるかどうかだ。これは仕事が嫌いだと絶対成功できないと言うわけではないが仕事嫌いだと誰にも注意されない環境で怠けてしまう事に繋がってしまう。

私の場合を例にすると私は1年間のうち全く仕事をしない日というのは2〜3日あるかないかで体調を崩した時以外は元旦ですら仕事をしている。これは目の前の仕事をしなければ明日を迎えられない程困窮しているわけではなく単に苦ではなくゲーム感覚でやっている。

毎日休む事なく働くという事には賛否両論あると思うがこの話で重要では無く私は働く事自体が嫌いではなく、むしろ他にやる事より面白いからやっているのだ。

私のように毎日仕事をする訳ではなくても、仕事好きな人はその仕事に対して考えようとする筈なので仕事が効率的になっていくのだ。仕事をゲーム感覚でできる人の方が案外独立後も継続できると思う。

別に好きでなくとも良いのだが前向きに向き合う事は絶対に必要だと思う。どうしたら前向きになるかと言うとやはり好きな事をしている時に前向きになる事が多いので仕事好きの方が良いと評した。

ポイント②：サラリーマンが考える「すごい！」を追い求めない

皆さんが考える「すごい！」はどんなものだろうか。私は独立してフリーランスになってから知り合いに自分の職業を伝えると半分ぐらいの人からは「すごい！」と言われることがある。勿論お世辞も含まれている筈だが。

かく言う私もサラリーマン時代があったのでその時は、起業家やフリーランスとして働く人を凄いと思っていた。しかし、独立した今では起業家やフリーランスを凄いと思うがサラリーマン時代とは別の凄さの方を感じるようになったのだ。

サラリーマン時代の起業家やフリーランスのイメージは端的に言うと「お金持ちで華々しい暮らしをする人達」だ。形にするとカッコいいスーツを着て仕事では数千万円を動かし、更にはタワーマンションで暮らしで夜は少し高めの店で飲み歩く人という感じだ。

皆さんも起業家やフリーランスに対して同じようなイメージを思い浮かべた事はないだろうか。サラリーマンであればどんな幻想を抱こうが問題ないが独立した後はそうはいかない。

現実は毎月ギリギリで来年どうなっているかという不安を抱えながらひもじい生活が長く続いていくのだ。友人に見栄を張るためにお金を使っていたりしたら直ぐにサラリーマンにリターンだ。理想と現実は違うと言うことを踏まえておこう。

ポイント③：起業家やフリーランスは小さな失敗の積み重ねが大事

起業家やフリーランスで継続できている人は失敗しないで成功し続ける人だと思ってはいないだろうか。もし失敗してはいけない事が起業家やフリーランスの条件だとしたら私は既にフリーランスとしての生活が終わっている筈だ。

しかし、私はまだフリーランス活動を継続できている。そんな私がビジネスで大事だと考えるのは失敗を重ねる能力だ。

サラリーマンだと基本的には上司から仕事を教えてもらい出来るだけ失敗せずに仕事をする事が多いと思う。何故なら会社は失敗ばかりする人はコストとして捉えるため当然失敗しない人を重宝する。

一方、起業家やフリーランスは誰かに仕事を教えてもらう事は基本的に無く自ら学ばなければならない。その時に失敗しないなど不可能に近く。チャレンジしていれば必ず失敗はついて回る。

近年、起業家やフリーランスが増える時代の中新しいものを取り入れようとしないのは停滞を意味し数年後には稼ぐ事ができなくなる可能性は大いにある。なので失敗してでもチャレンジする事はとても大事なのだ。

ここまで、失敗する事について説明してきたが何でもかんでも失敗すれば良いというわけではない。特に取り返すのに時間がかかりすぎる失敗については気をつけよう。

シンプルに言えば借金や契約などだ。多額の借金を負うと返済の負担も大きくなるし、契約も長期間の契約で失敗するともはやそれは呪縛のようにつきまとう存在となる。ただ、借金や契約は起業家やフリーランスには重要なものなのでしっかり見極めていこう。

ポイント④：ゆっくりでも走り続ける事を辞めないようにしよう

よく「起業家やフリーランスはマラソンだ」と言われるがまさにそう思う。中には物凄いスピードで走り抜けとてつもなく大きな事を成し遂げる人もいるが大抵はマラソンだと思っている。

テレビなどで見かける凄い起業家も殆どはそうだと思っていてただ普通よりマラソンの走るスピードが速いというだけだ。決して短距離を走ろうとしているわけではない。

何故、こんななに陸上の話ばかりしているかと言うと起業家やフリーランスは仕事をし続ける事が大事だと考えているからだ。私は物事を継続する一番のコツは継続し辞めない事だと思っている。

言葉だと当たり前過ぎる事だと思うが、これが大事で継続している事があると人はつい言い訳を作って休んでしまおうとする。皆さんもランニングしようとして雨が降っていて辞めてしまった事は無いだろうか。

続けるという事は何が対象であれ苦痛が伴うものだ。最初からルールを作って取り組み休むのは良いと思うが例外を作って休んでしまうとまた別の例外を作ってしまう。そしてやがて辞めてしまうのだ。

マラソンじゃなくてジョギング、ウォーキングでもいい。ゆっくりでもいいので休まず走り続け継続していこう。

まとめ

以上が起業家やフリーランスを志す人に向けた個人の働き方だ。まだまだ私もフリーランスとして一人前とは言えないレベルだが、今までの3年間で気づいたポイントを4つにまとめてある。

この記事を紹介してた事をまとめると「脇目を振らず目の前の事を地道に取り組み継続し続ける事が起業家やフリーランスには大事」という事だ。

今は個人での働き方も沢山増えつつあるので同志となる起業家やフリーランスが更に増えて行く事を願う。そして、より良い起業家生活、フリーランス生活を迎えて欲しいと思う。