都心≠heart of Japan

東京に向かう夜行バスで夢を見た。
頭を叩かれたような気がして「痛っ!」という自分の声で起きると、
私は隣の席が空いているのをいいことに上半身を倒して寝ていたのだが
頭が通路に出ていたらしく通った人に頭を蹴られたらしい。(笑)

時刻は朝の6時

着いてから考えようと思っていたものの、土地勘がなさ過ぎて全くどの辺に行けばいいのかわからないままgoogle mapsを開く。
モーニングをしようとも、ほとんどのカフェはまだ空いておらず最短でも7時まで待たなければいけなそうなのでぶらぶら歩くと不思議な気持ちを感じる。

ビルの間を駆け抜ける電車や、どこか遠くを見ながらスタスタと早歩きをするスーツを着たおじさんたち。
ゴミが目に留まることのない道や、クラクションの鳴り響かない大通り。
誰かに襲われるみたいな危機こそは感じないが、血が巡っている感じのしない空気の中で息をする私は自分がロボットかのように感じる。
お金だけがまわり、人の血が巡っていない、そんな気がする。



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