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うまし美しのシャドークイーン(芋)再び

少し前に書いた記事に展開がありましたので、記録させてください。

シャドークイーンという品種のジャガイモを購入し、そのアメジストを彷彿とさせる深い紫色の芋に魅了された前回。
私の腕によって調理されるや否や、どうしたわけか、その魅力は半減。
最終的に物言いがつく顛末となりました。


そして今回、二度目の正直ということで、不肖ロッタ、再びシャドークイーンへの謁見に臨んだ次第であります。

まずは調理法の見直し。前回の“揚げ”から→“茹で”に変え、ポテトサラダに挑戦。

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潰してから記事にすることを思い立ったので、手遅れ感が1枚目からにじみ出ております。

しかも、となりの何?
(「トトロ~!」と答えてくださった方、ありがとうございます。ジブリ好きですので喜びます)

となりのは、ジャガイモ界の貴公子、キタアカリです。
シャドークイーンとの比較のため並べたわけではありません。
芋の量が足りなくて、「混ぜちまえ!」と開き直った主婦の合理的判断、です。

シャドークイーンは、茹でると美しいラベンダー色に!

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キタアカリ・ゆで卵と合わせてざっくりマッシュしたところ、少し不安になってきました。“相殺”という文字が頭にチラつきはじめ…。

でも、印象派の絵画っぽくもあるよ!
と自分を励まします。

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さらにキュウリとニンジンを投入しました。

キュウリ一本分の存在感に圧倒される私。
そういえば昔、母がこんな色の花柄ワンピ持ってなかったか?とひょんなところから記憶の断片が掘り起こされます。

薄目で見ると細部が気にならなくなり、いい感じ。
そしてシャドークイーンの面影いずこ…。キタアカリと混ぜた時点で、クイーンは陰に隠れてしまいました。

ちょっと洒落たポテサラができると思いきや、やはり私の大雑把クッキングではシャドークイーンの良さを引き出せず…無念です。

しかし、味を調え、ハムを加えると、通常のポテサラ同様、ホクホク美味しく仕上がりました。

シャドークイーンは、他の芋とも仲良くできる社交性を兼ねそろえたお芋なんですね。※芋×芋だから合うか

シャドーの名に偽りなし。ポテサラに陰影をつけ、奥行き感を与える演出はお見事!

※白い芋と混ぜなければ間違いなく主役だったはず。

そして、然るべき人が調理すれば、シャドークイーンの魅力はより華やかに花開くことでしょう。



あれ?これって、前回と同じ結論に落ち着いたのでは?


~end~


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍀

味では冒険したくないけれど、見た目にパンチがほしいとき、威力を発揮するお芋がシャドークイーン🥔と自分は思いました。

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