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組織をよく変えていく“仕組み”の好事例

「no baseball, my life」な人生なんですが(サッカーをずっとやってきた)、その競技のルールや構造から、いわゆるTealでいうとレッドやアンバー、そしてオレンジが強い構造だよなあと思うので、勝ったチームがどんなオペレーションだったのかは注目してみている。

ちなみにTeal的な文脈でみると、サッカーとかラクビーを経験してきたひとは理想的な説明をしたときの理解が早いなあと思う。

そして今年の阪神で面白かったのが、仕組みを変えたことによって勝つ構造になってきた、という点。これは面白いなあと。

シーズンが始まる前、岡田監督はフロントにかけ合い、それまで1ポイントだった四球の査定を1.2ポイントにしました。

「同じ出塁でも初球をカーンと打ってのヒットと、ピッチャーに5球も6球も投げさせての四球では、与えるダメージがまるで違ってくるんです」

これによって出塁率があがるので、ヒットによっての得点可能性が高まるという構造。こういうことって組織にもあるよなあと。

例えば、会議におけるチェックイン/チェックアウトという仕組みを導入したケース。これは地味だけどほんとに議論が活発になるし、チェックアウトで発言しておくことで「いや、おれはそんなふうには思っていなかった」という元も子もない発言が極端に少なくなるので、かなり効果も効率もいい。

こういう仕組みって色々とあって。自己組織化していくことはとっても大切だけど、それは根性とか理想だけではできなくて。こういう仕掛けとか仕組みの整備も大事なんだけど、あまりそこの重要性が伝わっていないのが残念だなあと。

甲子園の慶應の監督の取り組みもすごいなあと思っているのだけど、まだ本を読みきれてないので、また後日に。

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