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2024年幕開け!大切なものを大切にしたい

年明けから激動の日本。元旦の地震に、昨日の羽田空港での飛行機衝突のニュース。年が明けた瞬間、心休まらないニュースが続いた。

さてさて、我が家は元旦から生きた心地のしない一日を過ごした。
私の実家は石川県にほど近い、北陸のとある県である(濁しているのかいないのか、笑)。

実家の母とテレビ電話をして、電話を切ったのが16時頃。その日は兄夫婦がご飯を食べに来るとかで、我が家じゃ考えられないような豪華なご馳走が用意されていた。やはり母は凄いなと、こういうとき毎回かなわないなと思う。

子ども達とひとしきりテレビ電話でおしゃべりをして、電話を切った数分後に、緊急地震速報が鳴った。

石川県という文字を確認したのも束の間、緊急地震速報の対象地域があれよあれよと広がって、都内近郊に住む我が家も揺れ出した。
この、恐怖が瞬く間に迫り来る感じがとても怖かった。

私が怖がっているせいか、小2の息子もすっかり怯えて怖い、怖いと机の下。2歳の娘は訳がわからずも異常な空気に目をパチクリ。

テレビではひたすら「大きな津波がきます!」「逃げてください!」と繰り返され、生きた心地のしない時間を過ごした。日本海に程近い地域に住む親は、兄弟は、大丈夫だろうか。いや大丈夫なはずがないが、離れている私にできることはなく、ただただ不安な時間を過ごした。

連絡すべきか否か迷ったが、私たちを心配させまいとして返信しようとするその一手間で、逃げ遅れるかもしれないと思い、しばらく連絡は控えた。

結果、家族たちは皆無事だったが、ガスや水道が止まったり道路が陥没したり町には被害が出ているらしい。

とにかく命が無事で良かった。3.11の記憶が蘇り、更にそれがいきなり自分事として、当時の思いとは比べものにならないリアルな現実として襲ってきたものだから、それはもう大きな不安で押しつぶされそうだった。

そんな時に心の支えになったのは能天気な旦那と無邪気な子ども達(息子は恐怖と祖父母への心配で泣いていたが)。

こういう時いつも思う。仕事で成功したいとか、キャリアがどうとか子どもの進路云々とか、旦那への文句とか・・・本当にどうでも良いと。
命さえ無事ならー

何気ない日常がどんなにありがたいことかを思い知らされた元旦だった。

被災地の方々、小さな子どもや赤ちゃんやお年寄りも沢山いるだろう。どうかご無事で、大変な避難所生活もどうか希望をもって過ごされてほしい。
亡くなられた方には心からご冥福をお祈りする。

◇◇

ちょっといきなりダークな書き出しになってしまったが、さて、2024年が幕開けた。

私たちはいつどこで命を落とすか分からない。いつどこで、大切な人たちを失うかも分からない。

だからこそ、【いつかやろう】【そのうちやろう】なんて言って、しぶしぶ嫌なことを我慢しながら人生の時間を費やすなんてナンセンスだ!と改めて思った次第である。

自分の大切にしたいこと、もの、人を大切にしよう。

私の大切にしたいことは

  • 子どもや家族とかけがえのない時間を過ごすこと

  • 子ども達の成長をちゃんと見届けること、今しかない一瞬一瞬を大事にすること

  • 自分が情熱を持てる仕事を楽しんでやること

である。

大切にしたいことを大切にできる一年にしよう。

【今年の抱負】というにはあまりにも抽象的且つ平凡なことであるが、そんなに意気込まなくて良い(笑)。自分も含め大切な人たちが皆元気に過ごせる、それに勝るものはないのである。

と、言っておきながら1週間後は些末なことでワーワーギャーギャー言っているであろうことは容易に想像がつく。
人は欲深い生き物である。

今月は究極の自分へのご褒美イベント(主催者:自分、協賛者:自分、参加者:自分)を用意しているので、少しずつ気持ちを盛り上げていきたい。

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