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文章が上手くなりたいあなたへ。伝わる文章を書くために、読んでおきたい本3選

旅ライターを目指すため、10月からTABIPPO主催のPOOLOJOB講座に参加し、約1ヶ月が経ちました。(早い・・!)

これまでの生活の中でこんなにも文章を大量に書いたことがあっただろうか?・・ない。
これまでの生活の中でこんなにも文章や言葉について注意深くなったことがあっただろうか?・・ない。

こんな調子で必死に文章に向き合い続けた1ヶ月。最初に比べて成長したかも。と少しずつですが感じ始めています。

そこで気づいたのは、文章力を鍛えるにはやはり圧倒的に書く量を増やし、文章に慣れることが大切だ!ということ。その上で更に、伝わる文章を書くためには知識やテクニックを早いうちに学ぶことが重要だと感じました。

このnoteでは文章力を伸ばしたい人、ライターに興味を持ち始めた人に向けて、まず読むべき「伝わる文章を書くために、読んでおきたい本3選」をご紹介します。

おすすめの3冊

◆20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 (著)

この本は「嫌われる勇気」を書いた古賀史健さんの著書です。
Amazonのレビューは4.5でその実用性が高く評価されています。

「おわりに」の章に書いてありますが、手の内を明かしすぎて他のライターに取られてしまうのでは?と友人が心配するほど、文章構造、文法、書き方のルール、添削の方法などが詳細に説明されています。

印象的なのは、「読むのもいいが、とにかく書こう」という古賀さんからのメッセージ。
自分はどんな人間で、どこにいて、何を思い、何を大切にしているのか。その思いを誰に伝えたいのか。書くことでその答えを探していこうということ。

本書からは知識やスキルが得られるだけでなく、ライターになる上での心構えについてもしっかりと考えることができました。

◆新しい文章の教室 唐木元 (著)

本著は、ポップカルチャーサイト「ナタリー」の新人ライター向け研修時に伝えている内容をまとめたもの。

全5章で構成され77の文章改善の手法が紹介され、実用的なアドバイスが満載です。「完読される文章が良い文章」という視点を特に重要視し、そのための方法を詳細に説明してくれています。

実践的なアプローチを提供する点が本書の魅力で、文章を書き始めたばかりの人、文章を書くことが苦手な人や執筆スピードを向上させたい人にとって非常に約立つ一冊です!

◆伝わっているか? 小西利行 (著)

コピーライターの小西利行さんの著書であるこちらは、イルカとバーのマスターももこのクスッと笑える会話形式で書かれています。

具体的な例を用いて文章の構造やテクニックを説明し、更に問題解決のプロセスを通じて文章力向上のテクニックを紹介しているので、読者自身が考える機会もあるのが良い点です。各章の最後にまとめが付いているので、後で復習や実践に役立てることもできます。

いくら文章が綺麗に見えても、読者に「伝わる」文章でなければ意味がありません。
その点オススメの3冊は、「伝える」から「伝わる」を大切にしており、本当に「伝わる」文章とはどういうことなのか、そしてどうしたら良いかを学べる一冊となっています。

文章についての知識やテクニックについては、自己流で試行錯誤するよりも、今第一線で活躍しているライターさんの書いた本をまず読むことをおすすめします。

私のような駆け出しライターにとって、早い段階でこの3冊を読んだことが今大いに役立ちました。

「伝わる文章」を書くために、ぜひ参考にしてみてください!

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