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吸血鬼がゾクゾクッ!

最近吸血鬼が出てくる漫画にハマっています。吸血鬼がヒロインのドラマも始まりましたし、吸血鬼はいまブーム! その魅力を考えてみました。

ロマンチックなゴスロリが似合う「推しに甘噛み」

鈴木ジュリエッタ先生の、現在「花とゆめ」で連載中の作品です。主人公は引きこもりオタクの吸血鬼・ヒナで、オタ活のためにアニメの聖地・東京に引っ越してきたら、推しに超そっくりな男の子が隣に住んでいて、、、というラブコメディです。

服装はクラシカルな感じで、堕天使カフェのメイド服がとてもお似合いでした。

お父さんは吸血鬼の最高トップで、ヒナは箱入りのお嬢様。
吸血鬼一族ってお金持ちぽいよね。どうやって稼いでるんだろ。不動産いっぱい持ってるのかな。

血液パックを購入し人を襲わないとか、吸血鬼は血の濃さによって絶対的序列があるとかいう設定も新鮮で、新しい号が出るのが待ち遠しいです。

美しい少女による吸血鬼百合コメディ「ヴァンピアーズ」

アキリ先生の作品。スマホアプリで読んでいます。
「然るべき相手は自分の心が教えてくれるもの」と祖母から教えられて、まだ見ぬ王子さまが自分の心を奪ってくれるのを待っていた14歳の一花。

それなのに、彼女が心を奪われてしまったのは怖いくらいにきれいでかわいい異国の少女だったという・・・しかも、吸血鬼だった!!!

設定がいいのですよ、大人にまだならない14歳というところとか。
そして、吸血鬼のほうはそれこそもう、何千年と生きてるけど、見た目は無垢な少女のままで。
美少女による百合!

一花は吸血鬼を殺す剣を使う能力を持っているのですが、処女を失うとその能力もなくなるということで。

いま吸血鬼の敵が日本に上陸してきちゃって大変なのです。5/2に更新されるのですが、どうなるんだろう。


「黒男爵は星を愛でる」やっぱり吸血鬼の舞台は英国です

「花と悪魔」を描いた音久無先生の作品です。吸血鬼と人間のハーフ「ダンピール」の存在、初めて知りました。主人公のエスター(かわいい)がダンピールなんです。ロンドンの下町で育って、ハンサムな吸血鬼ハンター、レオン伯爵と結婚するのです。

レオンの家は代々、吸血鬼ハンターをやってて、レオンは吸血鬼に両親を殺され、自分も殺されかけたので、銀の剣で吸血鬼を容赦なく殺します。

レオンはもちろんかっこいいけど、人間との共存を図ろうとする吸血鬼もいてそれもかっこいい!

その吸血鬼はお城に住んでて、そこに人間のメイドが働いているんだけど、血を吸われるのも業務のひとつなんだよね!(血液パックのない時代だからね。)でも、メイドによれば、血を吸うとき、吸血鬼は何かを注入するので痛かったりしないらしいよ。蚊みたいだね!

毎日少しずつアプリで購読しています。12巻完結で11巻まで読んだところです。ダンピールは人間として死んだあと、吸血鬼として永遠の命を得るのだそうです。エスターはレオンと生きたあと、吸血鬼になるのかな・・・このエンディングはいったいどうなるんだろう? ハッピーエンドなのかな。

薔薇の香りに包まれる麗しい吸血鬼!「ポーの一族」

萩尾望都先生の作品です。薔薇のエッセンシャルオイルのことを知ったのもこの作品だった気がします。

吸血鬼は怖いけど、エドガーとか美しくて、惹かれました。ドイツかスイスのほう? ヨーロッパ文化、憧れちゃう。私もメリーベルになりたかった!!!

2月にフラワーコミックススペシャルで「青のパンドラ (1)」が発刊されたのです。舞台は2016年、ミュンヘンだそうです。まだ続いているなんて、さすが永遠の命を持つ吸血鬼だ。本屋で買おうと思っています。

おまけ1)もう乙女じゃないから大丈夫?「吸血鬼ノストフェラトゥ」

漫画ではありませんが、吸血鬼といえば、このホラー映画ですよね、ということで。ペストと吸血鬼が一緒にやってくるところが非常に怖かったです。
この吸血鬼は乙女の血を飲んで、それがあまりにおいしくて夜が明けるのも忘れて飲んでしまって、日の光を浴びて死んでしまったと記憶しています。
そう、ほんとは怖いのよ、吸血鬼は。
でも、吸血鬼は若い乙女の血が好きなんだから、私のところにはもう来ないよね。


おまけ2)やっぱりイケメンでなきゃ!「インタビューウィズバンパイヤ」

ttps://youtu.be/5B95wtqhKbM

現代のサンフランシスコで吸血鬼にインタビューしたら、という映画です。現代といっても、30年くらい前の映画ですが。
トム・クルーズ、ブラッドピット、クリスチャン・スレーター、アントニオ・バンデラスが共演の、耽美的な吸血鬼伝説です。
耽美的で退廃的なところは吸血鬼の魅力でしょう。同じ襲われるなら、やはりイケメンじゃないと。 

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いろいろ吸血鬼ものを挙げてみて、吸血鬼は、怖いものからコメディ的な存在に変わってきたのではないかなと思いました。

永遠の命を持ち、年老いることがない吸血鬼は、100年くらいしか生きられない私たちにとって、憧れの存在ではないかとも思うのですが。

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