右手を骨折するなんて、大抵はとてもショックなことだろうと思います。けれど、今私はとても大事な局面にいます。人生で最大の難関場所にいます。

ただの恋愛じゃない。人生をかけて愛するということを学びそれを行動に移しているのです。

思考や感情ではない。そんなものをとうに越えて存在を根本から問いただすことになるのです。

会いたくても会えない。魂が磨かれて自分を徹底的に知り徹底的に愛する。そして運命を受け入れるということ。

自分に向き合うだけでも並大抵じゃなかったのに。途方に暮れてそして、絶望と喜びの中を孤独にひたすら歩き続けている矢先の、骨折だったのです。

だからこそ、存外冷静に受け取っていました。あまり騒がずいつもの通りに淡々と。

なんとか切り抜けなければいけないからです。自分の力を信じて。

病院の先生と看護師さんたちが、「かわいそうに」的な波動を送ってきています。

それはそうですよね。仕事も料理もままならないのですから。心配してくれてるのがひしひしと伝わってきました。

そして今地球自体が、私ひとりの骨折どころではないほどの大事な大事な局面ですよね？いま。

そんなことを考えながら、ひどく冷静な自分がここにいるのです。