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8/16は文月朔の最遠地点新月・そして8/31の最近地点満月のスーパームーンへ

8/16は文月朔の最遠地点新月でした。
そして西暦ブルームーンらしく8月2回目の満月の8/31は最近地点満月・スーパームーンです。

今年は太陰太陽暦の閏如月年で一年が13ヶ月の年で、歳の長さが384日間あります。
加えて、今回の遠近周期はひと通りで14ヶ月で413日。
その413日の中でも最も遠ざかった新月が8/16で、最も近づく満月が8/31となります。

そして今回の最遠地点新月は、新月の瞬間と最遠地点の瞬間の時間の誤差が僅か76分と近く、その分、遠地点距離も406692kmと、中でも離れています。

遠心力が強力に働く新月です。
そして求心力が強力に働くスーパームーンの満月に向かいます。


8/24の上弦を経て、8/31の最近地点満月は、前後の2022年と2023年と比較しても357865kmと、比較的接近したスーパームーンで、今年は西暦8月がブルームーンで2回満月があり、しかも2回ともスーパームーンという稀な満月近地点周期の機会となっていますが、8/2初回の満月からして、2024年のスーパームーンと比較しても接近距離が近いという、特に満月近地点周期が強調された年となっています。

新月~下弦~満月~上弦と4種類の遠近周期がある中で、やはり現象的にもわかりやすく、人も世も、森羅万象の大いにうごめき出すのが満月近地点周期です。

今年は睦月朔の1/22はスーパーニュームーンの最近地点新月から幕明けでした。
そこから文月十六の8/31のスーパームーンを以て、遠近周期中の一つのピークを迎えると言っても過言ではありません。



月は、森羅万象の育生のエネルギー。
育成の育は、充ると月の合体文字で、要するに満ち欠け、朔望を意味します。


そして、歳差運動を踏まえた現代の正確な星空模様では、8/16の最遠地点新月は、金星が沈んでほどなくに、獅子座のハート近く太陽の日没後の間も無く、月没間近の地平線で迎えました。

スーパームーンは、水瓶座で土星と共に迎えますが、当日の日の出に注目です。
この時期は獅子座の主星レグルスが日の出前に昇るレグルスライジングですが、その前に明けの明星が明け方の空で輝きます。

金星は、遡ること西暦7/7に宵の明星最大光度を迎え、8/12に内合前後は姿を隠し、8/18辺りから明けの明星が観えてきます。

ホワイトゴールドに輝くレグルスは、実はペアが2組で四つの連星です。
それぞれが高速自転と互いに高速公転し、ペア同士も高速で公転し合っています。
そうして獅子座主星レグルスは、ものすごいエネルギーを放射し続けています。

世と地球の様相を鑑みても、今回のブルームーンのスーパームーンの周期は、稀に見るダイナミックさです。

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