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恋する広告 事例6

こんにちは、コンテンツプランナーの土田です。
たまにはただ一つの事例ではなく、
連綿と続いてきた「恋」のキャンペーンを。

恋をテーマとした広告テーマの金字塔として、
まっさきに挙げられる「ルミネ」のポスター広告。
(こちらはポスターだけでなくOOHでも展開しております)

蜷川実花の撮り下ろす艶やかな色彩に、
尾形真理子の女性の深層心理を表したコピーが乗る。

ルミネの広告は主に、以下の3つの要素で形成されています
・服
・恋
・女性としての生き方

今回は特に恋×服に重点を置いた広告をご紹介します。

好きしかない恋なんて。

好きしかない恋なんて。の続きはなんでしょうか。
おそらく退屈など、ネガティブな言葉が続くのでしょう。
それを楽しくさせるものがファッションであると想像できる、
ルミネらしい広告です。

服も見てほしい
わたしばっかじゃなくて

よりファッション企業であることを前面に出した広告。
服よりも私を見てほしい、ではなくその逆。
でもその根底にあるのは「新しい服を着た私を見てほしい」。
思わず夏に向けて新しいワードロープを加えたくなる広告です。

運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。

失恋したばかりの人が勇気づけられるキャッチコピー。
壮大な恋の終わりに、次の恋へ踏み出すパートナーとして、
ルミネで新しい服を買いましょう。そんな企業の想いが見えてきます。

終わりが近づくほどどれだけでも愛せることを知る

年の終わりに向けての気持ちの整理を、
恋の終わりに重ねたコピー。
どれだけでも愛せるものは服なのか。
終わりを迎えようとしている相手のことか。
複数の意味を考えることができるのもルミネのコピーの特徴ですね。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

最後に自分が一番好きな恋愛コピーを。
服を買うということ、自分を着飾るということ、
その行為に狂おしいほどの想いを重ねた、
誰しもがハッとさせられた名キャッチコピーです。

どれも素晴らしい広告ですが、
恋は女性の専売特許なのか?と、ふと考えてしまう。
新しい服に袖を通した新しい自分を見て、
好きな人を思い出すのは、きっと男の子も変わらないはず。

そんな広告を自分も作ってみたい。