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恋と周年と音楽 恋する広告 事例9

企業が周年のコンテンツを実施するとき、
テーマに恋を用いる場合があります。

若年層に向けた商品特性もありますが、
何十年という長い年月で購入者が
老若男女、多岐にわたるからと考えられます。
誰しもが恋という道を通る。
共通言語としてラブコンテンツを用いています。

今日紹介したいのは、
LOTTE70周年の記念ムービー、
『ベイビー、アイラブユーだぜ』

https://www.youtube.com/watch?v=etKuJ7ibrvc

ストーリーとしての展開は限りなくベタです。
王道ともいえるでしょう。

同じ商品を同時に手を伸ばして「あっ」なんて
ベタofベタです。

しかしBUMP OF CHICKENというラブソングと無縁※かつ
固定ファンをもつアーティストを起用することで、
大きな話題を作りました。

※私自身が熱心なBUMPファンですが、
彼らはストレートなラブソングを書きません。
ファンの反応も珍しいという声が多数ありました。

あのBUMPがラブソングを!?というファンクラスターでの話題化、
恋愛という分かりやすい共通言語での拡散と綿密に計算された企画です。

それにして『新世界』、
素晴らしい名曲です。