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世界が複数ある、とか、楽しすぎる。

デイヴィッド・ルイスの『世界の複数性について』という本を読んでいます。

現実世界以外に無数の世界が本当にあるとか、楽しすぎる想像ですよね!

この本は、独特の読み方を求めてくるような気がします。あくまで、僕にとってはということですが。まず、あまりにも難しいので、とにかく弾き飛ばされないように、文章を読んで立ち上がる空間みたいなものにすっぽり入っていなくてはなりません。ちょっと気をゆるすと、もう外に出てしまっています。意味の理解はまずくとして、まずはこの本の空間になじまないといけません。

僕はそのことに、一回目ざっと、ほんとにざっと読んだときに気づきました。うまく空間にとどまれた時と、弾き飛ばされた時がまじりあったよう読書体験で、あぁ、これはとどまらなきゃな、と気づきました。

といって、単語ひとつひとつをガリガリと追っていくんじゃなくて、ぼわっと読む、みたいな感じで。何かこういうことが書いてあるといいな~、とか期待するんじゃなくて、ぼわっと読む。期待したいんですけどね。まずは我慢する。

というようなやり方で、二回目もざ~っと読んでみたいと思います。


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