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「私がプロカメラマンになるまで」 Lovegraph Academy インタビュー

ラブグラフアカデミーというオンライン写真教室で受講していただいている様子や感想をお届けするLovegraph Academy インタビュー。

ラブグラフアカデミーとは?

出張撮影ラブグラフが運営する、基礎から学べるカメラ初心者のための写真教室。累計受講者数は1万人を突破。写真動画教材を初心者でも学べるように基礎からご用意しています。また全国各地の写真好きの仲間とつながることができます。

今回は1児のお母さんである”ずほちんさん”にインタビューしました。

<プロフィール>
年齢:29歳
子ども:3歳の息子1人
職業:フリーランスカメラマン
趣味:カメラ、ゲーム、旅行
写真を始めたきっかけ:高校生のとき、当時好きになった年上の先輩がカメラをしていて、興味を持った
当時のカメラ:OLYMPUS OM-D E-M5

ーまずは受講する前のご自身の写真スキルを教えてください!

地元のライブハウスでライブカメラマンとして活動していました。それから職を転々とし、ナイトレジャーの広告カメラマンとして5年間働いていました。アカデミーに入る前からカメラを持っていたので、ある程度の知識は持っていたと思います。
ただ、”三分割構図で撮ったらオシャレだよね”、”ノイズを入れればフィルムっぽいよね” などの「なんとなく」の知識で撮る日々でした。

アカデミー受講前の写真
アカデミー受講前の写真

ープロカメラマンになりたいと思ったきっかけや当時の気持ちを教えてください!

当時、広告カメラマンとして働いていましたが、復職後は時短勤務を理由(3歳に満たない子供がいるママは、6時間勤務でなければならないという政府の制度)にカメラマン職を外されてしまいました。

この時初めて、「子供がいるとママのキャリアってなくなるんだ…」と痛感し、とても悔しかったです。あの悔しさはいまだに忘れられません。

それをきっかけに、プロとしての独立を悩みました。
Instagramでラブグラフアカデミーの存在を知り、ラブグラファーの存在も知りました。
記事を読んで、ママでもラブグラファーとして活躍されている方がいて、「私もやって見たい!」と思い入学しました。

ー入学する時にどのようなことを学びたいと思っていたかを教えてください!

最初からプロカメラマンになるつもりはありませんでした。まずはこの「なんとなく」の知識をちゃんと勉強してみたいという気持ちと、追々プロになれたらいいなの感覚でした。

ー入学してみて感じたアカデミーの良かったことを教えてください!

アカデミー入ったことによって、「あれ、写真ってこんなに奥深かったっけ?」と気づけたことです。人と話すことでワンオペ育児の息抜きになりますし、友達もカメラ仲間もいなかったわたしにたくさんの仲間ができるきっかけにもなりました。
また動画での学習も何度も見返せることができ、スキマ時間で勉強できる。そんな魅力にハマっていくのに時間はかかりませんでした。

ー受講中はどのように勉強を進めていましたか?

アカデミー受講中は育休明けだったので、仕事をしながらスキマ時間に動画視聴。ご飯は作り置きしたり、パパにも協力してもらったりすることで、面談やイベントに参加していました。

ー受講して写真がどのように成長しましたか?

今まで「なんとなく」の写真だったものが、明確に「これを撮ったよ!」と伝わる写真になりました!
そして息子のかわいい表情を1mmも逃さず、狙って撮れるようになりました!

アカデミーに入学した月に撮った写真
5ヶ月後に撮った写真

ープロカメラマンになってよかったことを教えてください!

一番はたくさんの幸せな瞬間に立ち会えることです。

例えば…。
初めてファーストシューズを履いて歩き出す瞬間。
パパ、ママに呼ばれて、笑顔で走っていく瞬間。
はじめて手を繋いでくれた瞬間。

書き出したらキリがないくらいのたくさんの幸せな瞬間がこの世に溢れています。日常すぎて「記憶」として目で見ることはあっても、「記録」として写真という形に残すのって難しいと思うんです。

子育てって「今」が一番大変で、どうしてもイライラして怒って、当たってしまったり、つらくて塞ぎ込む時ってありますよね。そんな時に写真を見て、背中を押してくれる存在、未来への道標になれる、と信じて撮影しています。

そしてなにより、自分の息子を一番近くで綺麗に残してあげられる。生まれてから1ヶ月ごと、七五三も春夏秋冬全部の季節で。ふとした瞬間も綺麗な写真!
そんな贅沢な撮り方ができちゃうのは、プロカメラマンママの特権です!

1ヶ月ごとに撮った息子。
1ヶ月でも顔つきも体格も変わってしまう子供を余すことなく
写真として形に残していきたい。

プロカメラマンになってから、1年ほど経ってわたしはシングルマザーになりました。2年目になる今年はしばらくは悩みました。息子の幸せを奪ってしまったかもしれない母親が、人の幸せをニコニコしながら撮影してもいいのか。果たしてカメラマン1本でこの子を育てられるのか…。

でも「そんなの関係ないよ」と、写真に映る笑顔や幸せそうな顔、シャッターを切るたびにゲストさんが教えてくれます。
そしてその幸せな気持ちのまま、息子に「ただいま」が言えている。こんな幸せな仕事で、息子を育てることができるなら、いつかこの選択が間違いではないと言ってくれるのではないか。エゴにも近い感情かもしれないけど、そう気づいてからは幸せです!

ープロカメラマンになってからの過ごし方を教えてください!

今は実家でみんなに助けてもらいながら過ごしています。とはいえ、頼るのはご飯とどうしても行けない時の送迎のみ。その他の家事や息子のことはわたしひとりでやりながら、カメラマンと両立しています!

ラブグラフアカデミーのメンターもしているため、夜遅くまで仕事をしています。しかし、息子は昔から寝かしつけなしでも自分で寝てくれるので、かなり助かってます。ありがとう、たっちゃん。
また、カメラマン仲間も息子が1歳の時から一緒に成長を見守ってくれているので、zoom越しにお話ししたりして楽しそうです!

最近は月15件前後ほど撮影に行き、東北各地に出向いています。撮影がある平日は基本保育園へ預けて、土日は祖父母へ。息子は畑で遊んで楽しそうに過ごしてます!息子との時間がなかなか取れないかと思われがちですが、撮影がない平日などに保育園を休ませて、貸切状態の公園やおでかけができるのは特権かなって思います♪

撮影スケジュールは、自分で決められるので、息子の予定に合わせて調整しています。家で編集している時間も長いので、急に熱を出してもすぐにお迎えに行くことができ、とても仕事しやすい環境です!

ー最後に受講することを迷っている方にメッセージをお願いします!

世の中にはさまざまな境遇のママがたくさんいると思います。わたしのように、シングルマザーの方も今では珍しくないです。
また今働いているところがわたしのように育児を理由に外されてしまったり、専業主婦で手持ち無沙汰だったり…。そんな状況の方がいたら、一番におすすめしたいです!

ママが何かに挑戦するってかなりかっこいいと思うんです!わたし自身、同じ経験をしてきたからこそ、不安を全て受け止めてサポートしていきます。
何かを失っても、手に職があるってかなり心の余裕につながるはずです!その余裕ができた分、自分の子供により愛情を捧げることができると思います!綺麗な写真付きで♪

ーずほちんさん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました☺️


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