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いま、必要なこと



社内を見渡した3ヶ月の中で驚いたことが数多くある


知らない事を知るのは大好きなので

いろいろな部署の仕事や役割を確認するのは嫌じゃない



驚いたのは嫌なこと

一般常識からかけ離れた社内の非常識を発見した時である



サービス付き高齢者住宅に入居中の数人の利用者へ

無償で布団一式を貸し出していた

貸し出し元は小規模多機能型施設

施設長が知らない間に、貸し出されて既に1年以上経過しており

布団一式は施設がリース料金を支払い続けていた



誰が始めたのかもわからず、

施設長も代表も決裁していない費用負担

他の人には全て自分で準備いただいているにもかかわらず、である




代表も施設長も、叱ることが下手である


上手に叱れないから、注意が注意にならず

自由の名のもとに放任され、無責任な行動をする職員が出る




はじめは呆れ、やがて思った


早急に解決しなければならない、と




人材育成はコーチングが重要だと思う

けれど、コーチングの前に

真っ白な人には、まず基本的なところを教えるティーチングが

基盤として必要なのである



うちの欠点は、自由の名で誤魔化された教育不足、

ティーチングの欠如である



「育ててきていない」と何人もの人から聞く言葉だが

それ以前に、

「教えていない」が正しいと思うようになった



基本的な会社組織の意味や役割

なぜいけないのか、なぜ必要なのか

きちんと理由を伝えて教えていくことが不足していた



今年、仕事塾を開き、参加職員の仕事への姿勢が変わってきている

その姿は

「知りたかった、学びたかった」と熱い思いが伝わってくる

その姿に

やっても良いんだと励まされる



これからも、続けよう

嫌がられても地道にやり抜こう

嫌われても、これは将来への投資

きちんと考え、行動できる基盤を作るために

しっかり教えて、叱って、大切にしていこう












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