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いつか、終わる日に




はじめて、神道のお通夜に出た

新年早々、縁起でもない?とんでもない!


生きている限り、必ず皆がいく道

そして、学び深い時間だった


こんな仕事をしているので、大抵のことは体験できていたと思ったが

神道の作法はよく知らなかったので興味深く見ていた


二礼二拍手一礼 だけど

葬儀の時の拍手は音を立てない


親族の小さな孫ちゃんが、見よう見まねで上手にするのを見て

こちらも緊張しながら、真剣にやる



式の中では闘病の様子も詳しく語られ、仏式では知り得ない事も

参列者に伝えられる


昔からある日本古来の宗教でありながら、わかりやすい

凄い



そして、式後に喪主が

「皆様に送って頂けて、幸せな人生だったと思います」と言われ

自分は、こんな終わり方が迎えられるのかと考えた


人に評価されるような生き方を望んでいるわけではないし

他の人より秀でたものを持っているわけでもない


高尚な志があるわけでもないし

ただ平凡に自分が良いと思うことを

自分のペースでやっているだけ


良き妻でも、良い母でもない、

単なる多動なわがままである


それでも


人生は、自分が思うよりも短くて長い

長くて短いような気もする



自分が思うように生きられるわけではないし

思うように最後を迎えられるとは限らない


だから

我慢せずに、好きなことをして生きよう

楽しかったなあと人生を終えよう


そしていつか、誰かに

「幸せな人生だったと思います」と言ってもらえるような


そんな自分の人生を

しっかり生きたいと思う










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