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MIDIが広まり始めた頃。

音楽家の仕事がなくなる、みたいな騒ぎになっていましたね、確か。
あれから時が経ち、やっぱ生演奏がいい!というのが個人的な意見です。

確かに、コンピューターだったら人間じゃできない演奏も出来るのですが、細かい表現のさじ加減とか個性は演奏する人にしか無い。

ただ、AI作曲が出来るようになった今(未だAIには頼っていませんが)不安はあります。実際のところ作曲では勝てる気がしない。いえ、勝ち負けでは無いですけど、犬とハサミは使いようとはよく言ったものです。

効果的に楽曲の一部にそういった技術を盛り込むのはアリだとは思っています。使った事ないのでわからないですけど。

ちょっと知ったかぶり入りますけども、AI作曲の弱点は今まであるもののデータからユーザーが求める楽曲を生成してるということだとは思います。つまり、本当の意味でのオリジナル、全く新しい音楽ではないのでは?でも、そこは人間も色んな楽曲から学んで作るので矛盾が生じます。


なんだか堂々巡りになりそうなので、ここへんでやめますけども。でも、人間が音楽やる価値って、演奏してナンボじゃないですか。私は音楽の世界に半分足突っ込んで20年近く経ちましたけども作曲する時は実際演奏してやった方が打ち込みしてるだけの時より無限倍楽しみが湧くじゃないですか。なので、AI作曲の産業的な危機より、人間が演奏を楽しんで豊かな心を保つ機会が失われる危惧があって。

色々ここのところ凹む事案があって、楽しめてなかったですが、なんかそう考えると演奏の楽しみを失う義務はないしもったいない。

売れようが売れまいが、ヒットが出なくても、それも人生。楽しめないのがもったいない。ちょっと休んだら演奏のリミッター外そうと思います。

「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ」
ベートーヴェン。

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