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“エゴイスト”見てきました

鈴木亮平さん、宮沢氷魚さん、どちらも大好きな俳優さんたちなので、久しぶりに映画館へ足を運びました。
LGBTQがテーマですが、真面目な高尚な気持ちよりも、2人の濡れ場を大スクリーンで堪能したいという煩悩でいっぱいでした。

期待通り、始まってすぐにそのシーンが出てきました。
鍛えられた鈴木亮平さんの体、華奢で色白な宮沢氷魚さんの体、2人とも美しい…。
自分は女性なので、男性同士の恋愛は、自分が関与するところの枠外なので、割と冷静に見れました。もう、ただただ眼福です。

鈴木亮平さんの演技に対する徹底した向き合い方、真剣さは、“変態仮面“の実写版を演じたのを知った時に、度肝を抜かれました。
“変態仮面”は以前ジャンプで連載していた漫画で、私は原作を読んで知っていたので、あれを実写に!と、驚きました。
役作りのために体を鍛え、美しい筋肉を作り、変態的なポージングで決める!という、鈴木亮平さんの、どんな仕事も軽んじず、謙虚に真剣に取り組む姿勢、イケメンなのに、自分を型にはめないところ、尊敬しかないと思いました。
今回、ゲイの役を演じているのだけど、細かい所作まで女性的であり繊細で、役作りのためにすごく観察、研究したのだろうと伺えます。
その演技がとても自然に感じられて、努力と才能を合わせ持っているんだなと感じました。

私は、THE BOOMの“星のラブレター”から聞いていた世代なので、元々は氷魚さんのお父様・宮沢和史さんのファンでした。
お母様の光岡ディオンさんは、当時、FM802のDJをされていて、FM802のヘビーリスナーだった私は、ミヤさんとディオンさんの対談を聞いていました。
数年前、新しいノートパソコンが欲しいなとカタログを集めていたら、ミヤさんそっくりのスラリとした青年がそのカタログのモデルに出ていました。
それが氷魚さんだと知った時、あの2人の子供がこんな素敵な青年になって…!とびっくりしてしまいました。
氷魚さんも、今回のゲイの役への挑戦だったり、大胆なシーンだったり、ただの美しい青年ではなく、新たな領域へと進んでいるんだなと思いました。

「愛は身勝手。」
この映画のキャッチコピーです。
与えること、寄り添うこと、そして、独占欲、嫉妬心も、愛の側面。
それは、異性愛でも同性愛でも同じで、何ら違いはないことです。
愛する人が異性でも同性でも、その人を大切に思う気持ち、その価値は変わりはない。
まだ、十分にこの映画の意味を咀嚼しきれていないかもしれませんが、そんなシンプルなメッセージを私は受け取りました。



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