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爪を噛む癖(咬爪症)がネイルオイル習慣で改善された話

小さい頃から爪を噛む癖があり

長年悩んでいたものの、ネイリストをしている友人のところに遊びに行った際に、「ネイルオイル」を勧められる。スポイト付きの美容液のような小瓶が、なんともオシャレな仕様。

物は試しということで、「爪を噛みたくなったら塗る」というのを繰り返してみることに。

一週間目:爪が艶々になる

ネイルオイル、海外製なので香りは強めな印象。とはいえこれくらい主張が強いと、思わず指先を口元に近づけたときに、ハニーの甘い香りが鼻先を突くので「おっ」とためらう。

マニキュアを塗るぐらいでは、気づいたらかじってしまう程度には年季の入った癖ではあるものの、「鼻腔を刺激する」はなんとも新鮮な驚きを実感。また「噛みたくなったら塗る」ルールを適用するので、一日3~4回はヌリヌリタイムが訪れるので、爪はどんどんツヤツヤに。

二週間目~三週間:表面のうろこが薄くなる。爪やすりを投入

ネイルオイルをはじめて二週間。長さがだんだん出てきて「なんかあるな」という違和感に気付き始める。これも友人からのアドバイスで「爪は切るんじゃない、削るのよ」とのお達しを守ろうということで、ガラス製のやすりを購入。

紙やすりよりもガラス製のやすりの方が、「削っている」重みを感じる。また爪の表面も、専用のスポンジにやすりがついたタイプのもので削っていくと、うろこが若干薄くなる。

四週間目:爪の長さが指の腹の肉を超える

ネイルオイル四週間目ともなると、長さがだいぶ出てくる。当初指の肉からえぐれているようだった爪が、ついに白い部分が1mm伸びてくる。ただ、この頃から爪に横から亀裂が入って「めくれる」「ちぎれる」現象が起こり始める。

「なかなか爪の白い部分を伸ばすのは難しいから、1mm伸びていればOK」とのこと。しばらくオイルを塗って、長さよりも形を整えていくことに意識を向け始める。

一か月突破(六週間目):急に爪が強くなっていく

一か月を超えた頃から、だんだん指で物をつかむときの「あたり」が変わっていることに気付き始める。力が爪先に集中しても、痛くない。パソコンのキータッチをしていても、力の入れる場所が「指の腹」から「指先から爪にかけて」と変わってきている。

七週間目:爪が歯のような感じになる

さらに爪が固く強くなりはじめる。かもうとしても、なめる感じになって、まったく歯が立たない。かみちぎれない状態にまで育っているのだ。まるで爪が歯に進化したくらいの変化を感じる。

八週間目:ネイルオイルをさぼっても、いつもツヤツヤ

二か月目を目前にして、指先の印象が全く違うことに気付く。白い部分が3mmほど長さが出るようになり、爪の先端で作業する(キーボードを打つ、紙をめくる、物をつかむ、ets)が可能になり始める。

自分の指の動かし方、所作がなんとなく変わってくる。長さが出ているような気がする。「指って細長いんだな」と改めて気づく。

「ネイルオイルは継続が大事」by友人

ネイルオイルを初めてわかったことは

・1日3~4回(多いときは6回)、まる二か月で爪がかなり強くなる(使ったオイルは1本半。個人差はありそう)
・香りのあるネイルオイルは、思わず爪を口元に近づけるときに、まず鼻が察知するので抑止力になる
・固くなると噛めなくなる
・爪があると指の使い方が変わる(指に長さと細さを感じる)
・爪がきれいだと、なんとなく自分が整っている感覚がする(謎の肯定感)
・爪に強さが出てくる二か月目以降は、ネイルオイルを塗る頻度は少なくなる
・スポイト付きの点滴タイプのネイルオイルのほうが、強くなるスピードが速い(以前ハケで塗るタイプのものを使っていた時は「強くなる」実感はあまりなかった)
・爪は切るのではなく、削る

今回使ったネイルオイルと爪やすり

■クシオさんのハニー&ミルク

■ビトムズさんの爪やすり

わたしも30年以上も悩み続けたことだったので、「爪を噛む癖がなかなか治らない」と思っている方の、ちょっとした参考になれば幸いです。

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