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岸先生のファンです‐最近はまっているポッドキャストについて‐

ここ3週間、ルワンダに関する重めな話ばかりしてしまったので、
今回は趣味に関するお話もしてみようかなと思います。


「岸政彦の20分休み」


私が最近、最も楽しみにしている娯楽、
それは、、、

岸政彦先生がパーソナリティを務める、
「岸政彦の20分休み」
というポッドキャストだ。
ポッドキャストのリンクと、先生のXのリンクもこちらで共有しておきますね。

https://x.com/sociologbook?s=20

↑先生のXです


何が良いって、ほんわかとしたあの空気感


「今日も大阪の事務所からお届けしております。こちらは凄く温かくてですね、現在私は下にジャージを履いて収録しています。テレビ朝日のスタッフさんも何人か来てくれています。こんな感じでええですかね?」

みたいに
タイトルコールでとりあえず目に見えるもの全部言ってくれる感じ、

ゆるくてふわふわしていて、
なんとも言えぬ尊さがあります。



研究者としての岸先生


私の中で、岸先生はポッドキャスト上ではかわいいおじさんのような位置づけなのですが、研究者としては最も尊敬する方の一人です。

生活史を主として扱う岸先生のお話は、本当に面白い。

現在京都大学に勤務する岸先生。
”面と向かって、人と話す。どんなことであっても話すことで、人々の生活や背景に関することを、言葉に置き換えながら深めていくんだ」
いつかの回で、そうおっしゃっていました。
学者としての先生の姿勢にはただただ憧れますし、尊敬しています。



番組パーソナリティとしての岸先生


しかしそれらを超えて最も私の心を魅了するのが先生の

超・どうでもいいことを
超・面白くしゃべるトーク力

いつかの回で、視聴者の方がこんなお話を共有されていました。
「なんか自分が幼稚園時代のときに凄く自慢してくる女子がいて苦手だったんですけど、その女子が空っぽの弁当箱見せていうんですよ。。
”うちこんなきれいに米食べれたで!”と。」

いやいつの話やねん、よう覚えとるな。

くらいにしか自分だったら頷けないのに
岸先生はこう返答されます。

「それ、いい話ですね。自分もこんな経験あって、、、」
と。
生活史を扱う先生ならではなのでしょうか。

一人一人にある生活に密着した、
ちょっとそうでもいいような、それでも記憶に何故か長く残る絶妙なお話を、素敵だなと受け入れる先生の感性が本当に温かくて、
話してもいないのに、私自身も全肯定されたような気持になります。

そして、
「自分も実はこんな経験あって、、」と付随したお話のできる人生経験の豊富さ。
今まで多くの方のお話を聞いてこられただけでなく、ご自身も多くの経験をされていて、その一つ一つに対する思い入れや記憶が鮮明なのでしょう。

ポッドキャストを聞きながら、岸先生のことを思い浮かべると、なんだか不思議な気分になります。(恋じゃないです、ふふふ。推しの領域に近いかもです)

直接お話したことはないけれど、研究者として、一人の人として本当に尊敬しています。
先生のことを考えるとなぜだかとても崇高な気持ちにもなります。

しかしポッドキャストを通してそこにいるのは、
少し可愛いらしいお茶目なおじ様なのです。


岸先生のファンです。


今日すでに私は、不定期に更新されるその番組の虜です。
20分しかない、からこそ
岸先生のお話で癒されるその20分間を最高のものにするために、私はいつもタイミングを選んで聞いています。

【疲れた体がキンキンに冷えたビールの最高の調味料になる現象】と呼んでいるのですが、
身体が部活で疲弊し、精神が勉強や進路関係の悩みでボロボロになりがちな金曜日の帰り道。

時々、不安と疲労に押しつぶされそうになるその時間は、岸先生のポッドキャストのための時間に。

なんかどうでもいいけど、思わずふふっと笑ってしまうような優しい20分間は疲弊した心身、五臓六腑に染みわたります。

私にとって、地味に一週間で一番楽しみなひと時に変わりました。

この想いよ、岸先生へ届け!
大好きです。




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