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中学1年生から軍事訓練

11月9日 モスクワタイムズ (1,062 文字)

軍事訓練が5年生(中学1年生)から導入されます

セルゲイ・クラフツォフ教育相がRIAノーボスチに語ったところによると、早ければ来年から学校に初等軍事訓練の授業が導入される
文部科学省のプレスリリースによると、学校は5年生(中学1年生)からこのようなコースを実施することができ、授業は放課後に行われます
すでに、露の学校では「生命安全の基礎」のカリキュラムの中で部分的な軍事訓練が行われています
特に、徴兵制や動員時の国民の権利と義務についての議論、訓練用武器の分解・組み立ての体験、応急処置の方法などを学んでいます
新しい軍事訓練コースでは、もっと多くの時間を割くことが予定されています
今、文部省の計画では、軍事訓練は35時間の訓練時間を割いています
あらたなカリキュラムはすでに計画中で、1月1日までに開発し、その後試験的に実施する予定だとクラフツォフ氏は言います
露文部省は授業は課外授業になるといいます
5年生から9年生までの生徒を対象とした初等軍事・海軍訓練コースの導入や野外演習が学校で行われる予定です

同省の広報がTACC通信に伝えたところによると、これらの授業では、生徒たちは露連邦基礎教育プログラムのレベルで受けた知識を定着させます
学校への軍事訓練の復活は、「公正ロシア」の党首であるセルゲイ・ミロノフ議員によって始められました
彼はゲラシモフ国防副大臣に手紙を書きました
昨日、イズベスチヤが報じたところによると、国防省は彼の手紙に返答しました
ゲラシモフは 「このようなアイデアは注目に値するし、支持される」と述べたそうです
教師は再教育を受けるべきであり、教師が不足する場合は、戦闘行為に携わる者だけでなく、将校職で契約している軍人もこの業務に携わるべきだ、と彼は言います
また、ゲラシモフは、学校教育の最後の2年間に140時間を軍事訓練に割り当てることを提案しています
10年生と11年生の合計で1,122時間の授業が行われる これを基準にすると、学校の授業時間の13%近くを軍事訓練に費やすことになります
ソ連ではペレストロイカで初期軍事訓練が廃止されました
それ以前は、1918年の露西南戦争以来、時折、学校で教えられることもありました
週2時間までは、このテーマに割り当てられていました
(終わり)

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