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小説『君の顔では泣けない』を読んだ正直な感想(ネタバレ無し)【日記のような何か】

僕は最近小説を読むのにハマっている。

数年前は小説なんか読むだけでも頭が痛くなるし、集中力も30分読めれたらいい方だった。でも小説って世の中にだいぶ浸透しているのに、その面白さを理解できないってなんか悔しいな、と思い読むようになった。

そして小説を読んでみたら結構メリットが沢山あった。

・面白い話が読める
・集中力が身につく
・思考力が身につく
・日常を別の視点から見ることができる
・文章力が上がる

この中でも一番よかったのは、集中力が身につくという点だ。

一番最初に小説を読んでいたころは、30分もすれば眠たくなっていたけど、今では2時間読んでも眠くならない。
それに沢山数をこなしていくと、小説の読み方や自分の好きなタイプとかもわかってくる。

小説に興味がない人からすると、本って何が楽しいの?と思うかもしれないけど、本は読み続けていくとだんだん面白くなっていく。

というか本に限らず、世の中のものは全部そうだ。最初は大抵つまらない。でも数をこなして慣れていくと少しづつ面白がり方が分かってくる。
その面白く感じる臨界点までは、つまらなくても無理やり続けるのがいいと思う。

僕だってそうだった。最初は小説つまんね~と思いながら読んでいた。
だけど世の中の評判とか、傑作と言われているようなものを読んでいると、感想が【つまんね~】から【おっもっもっもしろ!!!!!!!面白すぎる!】になっていった。

小説って沢山あるからつまらないのもあるけど、めちゃくちゃ面白い奴もあるのだ。それを探してほしい。そして小説の面白さに気付いてくれたらいいなと思う。


そして小説【君の顔では泣けない】を読みました。


面白いです。

これはそこそこ面白かったです。なんなら泣きました。感動して泣いたシーンもあります。

ざっくりとしたあらすじは男女が入れ替わって長い年月をすごす、というものになっています。

入れ替わってる~!ってやつ、よく見ますよね。そして今更その題材使う?なんか寒いわ…

でも想像以上。


なんかここで細かく評論するのも意味がないので、感想は最小限に抑えますが、まあ面白かったです。結構よかった。これは人にオススメできます。

でも一つ注意点を上げるとすると、入れ替わりもので一人称視点で物語が進んでいくので、入れ替わった二人の名前が凄い出てきます。
それでどっちがどっち?これいまどっちが喋ってるの?と少し混乱するところもありました。

でもそれを踏まえても面白かったです。


そしてこの『君の顔では泣けない』は第12回小説 野性時代 新人賞受賞作らしいです。

らしいです。というかそれを知ってから読んだんですけどね。


すごいな。新人でこれ書けるんだ。羨ましいな。めちゃくちゃ箔がついてるじゃん。
いいなー。僕も小説が書いてみたい。
僕にも小説を書かせてください。お願いします。自分できます。やらせてください。

ライターとしての記事と、小説って書き方が全然違うけど、一応趣味として小説は書いたことがあります。
僕も将来は何か箔がつく新人賞で受かるといいな。


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