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育休中の私の一番大切なものは『今』

主人の育休があけた翌日から長女がインフルエンザで1週間の登園自粛になりました。そのときの気づきを忘れたくなくて、急いで書き留めておきます。


先のことばかりを見て今に集中できていなかった自分

次女が生まれてから主人が3ヶ月の育休を取ったのをきっかけに、私は自分のキャリア形成に必死になっていました。在宅でできる仕事を副業にしようとアレコレ試してみたり、本を読んだり、Voicyやyoutubeを聞いてインプットしたり…。やればやるほど「時間が足りない!」という気持ちに駆られて、常に何かに追われているようでした。

私ちょっとおかしいかも

そんな折、主人の育休あけと同時に長女がインフルエンザ発症。5日間自宅待機となりましたが、自粛2日目から熱は下がり長女は元気を取り戻しました。ホッとしたのと同時に「インフルエンザの検査をしなかったら保育園行けたなぁ…」というモラルをがん無視した気持ちが湧いてきた自分にハッとしました。

「保育園に行ってもらって、自分のことを効率よくやりたい。この気持ちがデフォルトになってる自分おかしいかも。」

そこで、この機会に2人の娘(主に長女)と真っ向から向き合うことに。今日はなにをやりたいかを聞いてみてとことん一緒にやる、意見が合わないときは徹底的に話し合う、お弁当を作って土手で食べる、公園で一緒に遊具で遊ぶ、お昼寝は絵本を読んで寝付くまでの時間を慈しむ。。

なにかを「せねば」の精神を捨てて、本気で娘と向き合ったら、こんなにも手に届くところにたくさんの『幸せ』が転がっていたことに気付かされました。

「ママ一緒に遊ぼうー!」と呼んでくれる幸せ。お外におにぎりを持って行って食べるだけで楽しそうな娘の笑顔を見る幸せ。お着替えしなさいと言ったら裸で踊ってるひょうきんな娘がいる幸せ。3ヶ月のむちむち赤ちゃんが家にいて笑いかけてくれる幸せ。

特に3ヶ月の娘は大人しく育てやすい子なこともあり、授乳の時間以外はほぼ置かれていました。この子を見つめながら他のことを考えたりしていて、本当に頭が「先のこと」でいっぱいになっていたんだなぁと気付きました。

気付きを得たのはカールじいさんとある本のおかげかも

娘とカールじいさんを見ていて思ったんですが、長い人生の中で本当にやりたいことをやっている時間てどのくらいなんでしょう。 

「私の冒険ブック」に描かれた夢の内容をエリーはやれなかった。時間はたくさんあったはずなのに、生きていくため・食べていくために働いていたら、「本当にやりたいこと」をやる時間がなくなってしまった。序盤はこれで「やっぱりやりたいことは早くやらないと!」と思うのですが、後半に本当に大事なことに気付かされるのがこの映画のすごいところです。


あと『限りある時間の使い方』という本を読んだことも気付きを得るきっかけになりました。

よく読んでいた時間効率化術などとはまったく内容が異なるので目から鱗でした。


人生の中で今しかできない「育児」


娘たちはどんどん変化していくので、後々「3歳と0歳の娘とこれをやりたかったな…」と後悔してももう戻ることはできない。

そう考えると、育休中の私にとって一番大切なものは『今』そのものなんじゃないか。

もちろん自分が挑戦したいと心から思うならやってみることは大切だと思います。でも娘が寝ている時間だけとか、1日1時間だけとか、気持ちにも身体にも無理をせずに挑戦するべきだなと感じました。

正直私は自分にタスクをつくって、それをこなしていないと不安な気持ちになってしまうというまぁまぁ病的な状態になっていただけなので、子育て中は『インプット』に集中しようかと。

本を読むことが好きなので、子育てが落ち着いたらなにをやろうかな、やりたいかななどを考えながら、様々な種類の本を読む時間をたくさん取りたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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