新々茶道教授の独り言

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新々茶道教授の独り言

携帯電話機種変更で、以前のページにアクセスできず。ヤフーブログから、三度目の開店。 50年近く茶の湯・イケバナを学んできました。京都、ローマに3年づつ居住。 新古今和歌集・ルネサンス美術・ミュージカル映画・ジャズボーカルが大好き! 自他共に認める不思議な(お茶のセンセ)

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最近の記事

俳句 洋服

「着るものに 迷う晩春 朝の時」 天気予報を参考には、 しますが~朝は未だ寒いし。 半袖を着て、薄く羽織る物?

    • ファッション遺聞 着替え

      花屋さんへ、お手伝いに通っています。いつも着替え持参です。 これを友人に話すと「まあ貴方お洒落だから?」と聞かれました。 (そうじやなくて、第一には急な手伝いで葬祭場に行く。だから基本、黒・白・灰を着ている。更には其の色なら、花の邪魔に成らないもの) あるイケバナ家元では、お手伝いの方々は全員黒を着ています。 これも同じ考えからでしょう! いみじくも友人の発した言葉が、忘れられません。「黒は怖いわね、顔が目立つから。しかも歳が寄ると、人間としての中味まで出ちゃうでしょ」

      • 俳句 さてさて

        「公園の 動物達も 春眠す」 公園内に、小さな動物園があります。春の午後は静かで…

        • 風炉の準備

          「大川さん、風炉の準備何からするの?」聞かれました。 (まず第一にストレッチ。体操しとかなきゃ、重い物持ったりするから) 「そうね私も腰やられたもの!笑い話じゃないわね」(それとダイジなのは、ゆっくりやる事。若いころの様に、なんでも一度は無理だもの) せっかちな私は、道具出しなどパッとやりたいのでした。70を越えてからは、時間をかけて慎重に。 其でなくとも(あっこの茶碗、暫く使っていない!)など、しばしば手が止まります。 (貴女にはもっと大事な準備が、有るのでは?)「

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        • 俳句
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        • 私はー私もー私が
          97本
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        • 色々大好き
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          39本
        • 和歌ー短歌
          13本

        記事

          俳句 いよいよ

          「夏近し 茶室の窓を 開け放ち」 小間の濃茶席。 気温とお人の熱気が。 窓を開ける様、進言。

          大好物

          苺の値段が下がり、毎日たっぷり 食べられますね! 私は昔ながらの、先の尖った形が好きです。近年は大きく奇妙な形の苺が、増えて来ました。 個人的には「バロック・イチゴ」と呼んでいます。あの姿はどうしても、美味しく見えません。 友人がバロック!?と、異を唱えたので反論しました。 (バロックとはね、ルネサンスに対しては運動感が強く・マニエリスムに対しては現実感に溢れ・ロココに対しては雄大なのです」 広辞苑其のままに、解説しました。「大川さん、教養有り過ぎ。苺一つに、クドイ」叱

          俳句 飲んべえ

          「下戸なれど 田楽出され 盃を」 飲んべえの友人を訪ねました。 美味しそうな田楽登場。 思わず盃を、手にしました。

          この茶道具で 遠山

          炉最後の稽古に「遠山蒔絵中棗」を、出しました。さて社中が、これをどう捉えるか楽しみ! 大方「山桜」と予想。 私から(また風炉の勉強の、山が待っていますよ)言葉を添えました。 新古今和歌集の名歌に「明けばまた 越ゆべき山の 峰なれや…」 とあります。 遠山の柄は、年末年始・入学卒業・あるいは歳の祝、還暦古希などにも。山を越える度に、使えましょう。 そんな意味から遠山柄は、大いに活躍します。棗以外他の道具でも~とは言っても一番多いのは、薄茶器でしょうか?

          この茶道具で 遠山

          俳句 春野

          「その声は 記憶の彼方 雉の鳴く」 特徴有る鳴き声。 確かこれは~ とおもっていたら、 親子で姿を見せました。

          今週の短歌

          「人等皆善男善女の顔をして 秘仏の前に額づいて居り」 12年に一度、秘仏の開帳。 参詣の人々は、いづれも善男善女の顔付き。さてさて中身は… かく言う私も、その中の一人です。

          俳句 庭

          「隣家には 珍しき朱の 躑躅有り」 お隣のお爺さんは、植木道楽。 椿も沢山植えていて、 良く稽古用にもらいました。 一番驚いたのは、朱色の躑躅 を見た時でした。

          茶道具百話 太郎

          表流六代家元が、三個の茶碗を手作りして、楽家五代宗入に焼かせました。それを太郎・次郎・三郎・と銘。 長男表七代如心斎・次男裏七代最々斎・三男裏八代又玄斎に、与えました。この時、茶杓も添えたとか。 太郎(黒)は表千家、次郎(黒)三郎(赤)は裏千家に伝来しました。 藤田美術館創設者 藤田傳三郎が、明治に次郎・三郎を大正に太郎を入手。 三人の息子に与え、現在太郎・次郎の二碗は藤田美術館にあります。 単に(太郎)ならば、日本昔話の主人公達~金太郎、桃太郎、浦島太郎などが浮かびま

          茶道具百話 太郎

          俳句 紫

          「濃き色の 山藤高く 咲き誇り」 沢山の緑の上に、鮮やかな 紫が目立ちます。 高く伸びる花に、圧倒されました。 先の雑文が光君を取り上げ、 ここは紫とはやり過ぎ? それとも冴えている?

          光源氏と従者

          高校一年生の頃、二つ上の親しい先輩が出来ました。この人はハンサムで地下鉄・山手線の中、女学生の熱い視線を浴びていました。 「おい、何処かへ行かないか?」免許を取りうれしくて、先輩は毎日曜日やって来ました。 (丁度自転車で叔母の家に、行く所だった!)愛車スバル360に乗り、いざ出発。 「オマエ自転車で来たの、暑かったろう」(先輩の車に乗せてもらい…) 「じゃその方にも、お茶を差し上げなきゃ」 家に入って来た先輩を見て、叔母二人(姉妹)は顔を見合せました。 アレコレ話し帰る

          俳句 確認

          「庭石に 触れ暖かさ 確かめて」 ふと触った庭石。 暖かくて驚きました。

          茶花 色の~

          春の花から、夏の花へと移行している日々ですね。一番それが理解出来るのは、色の変化でしょう! 春の「黄色」の花達、先ずは福寿草・山しゅ・れんぎょう・黄梅から、菜の花迄。黄色が暖かさを、感じさせてくれました。 対してこれからは「紫色」が、主役?おだまき・鉄線・都忘れ・藤・紫陽花など… 厳密には他の色も有りますが、この二つの色替わりが目に立ちます。 今年も暖かく本来は風炉で使いたい花が、もう次々と咲き始めました。黄金週間は稽古が休みなので、花が咲いても・・ 今から初風炉に