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わが娘に「1人実況中継」8年後の検証結果やいかに?!

よく、育児雑誌・サイトなどに「たとえ言葉は分からなくも、赤ちゃんに話しかけるのは大切なことです」とか、書いてありますよね。

当たり前ですが、子供というものは、成長の過程で言葉を自然と獲得していきます。まだ言葉を理解できない赤ちゃんに話しかけることは、親子の信頼関を築くだけでなく脳の発達においても、とても重要だそうです。

確かに、大人が外国語を学ぶ時も、まずは、ある程度の「インプット」がないと、自分の言いたいことなど、到底言えないわけで、これはかなり説得力がある話だと思います。可愛い我が子と、一刻も早く意思疎通を図りたいなら、毎日地道に言葉のシャワーを浴びせることが一番の早道だというわけです。

でも、赤ちゃんに向かって話しかけるといっても、限界があると思いませんか?「あら~可愛いね♡」「おなかすいたん?」「オムツは濡れてない?」「ねんねんころぉ〜り~(古い!)」とか・・うーん、よくて、十数パターンぐらいでしょうか?残念ながら、基本的に相手からの反応は無いので、すぐにネタ切れになります。

そこで、私がかつて実践していたのが「1人実況中継」。これも、どこかでこぼれ聞いた話で恐縮ですが、もし赤ちゃんに話しかけることがなくなったら、「今、自分がしていることを実況中継するだけでもOK!」という、元来おしゃべり好きの私にとっては、うってつけの方法です。

例えば・・ベビーカーを押して、スーパーで買い物中、「あら!今日はニンジンが安いね~。ジャガイモが家にあるから、肉じゃがでも作るか!あっ、でも肝心の肉がないな~。でも、ツナ缶ならあるんだよね。「ツナじゃが」なんてさすがに貧乏臭いか?いや~、でも、これが、結構いけるんだよね。あっ!ラッキー!今日、豚肉3割引きやん!」

はい、どうですか?こんな感じです。心の声をずっと「ダダ漏れ」させておけば、基本的に問題ありません。さすがに外でやるのは勇気がいりますか?いやいや!ちょっとぐらい、変な人だと思われてもいいじゃないですか!今、絶賛、育児中の方は、一度騙されたと思って実践してみてはいかがでしょうか?

1人実況中継が功を奏したのか?有り難いことに、娘は2歳代の時に、目安となる二語文(わんわん 来た、等二つの単語からなる文)を通り越して、既に長めのフレーズでしゃべっていたと記憶しています。

では、この実況中継を実践して、8年後のわが娘に何が起こったのか…。現在の状況はというと、今度は、逆に娘の方が「心の声がダダ漏れ」状態です!

<ある日の記録>
好きっちゅうの〜好きっちゅうの~♪
(流行りの歌を熱唱)
パフ 魔法のりゅうが暮らしてた~♪ 
(学校で習った歌の復習)
ねぇ、私って母ちゃんにとって長女?
(突然の確認)
今日の持久走、2分18秒だったよ~
(今日の体育の報告)
パピポ〜           
(なぞの擬音語)
どうして、夏と冬があるの?    
(母では即答できない難問)
最近、ぶっそうな事件が多いね〜 
(ニュースを見て、母の受け売り)

今では、まさに「壊れたラジオ」のようで、電源が切れる(つまり、眠る)まで、こんな調子で楽しいおしゃべりを聞かせてくれます!

心の声に秘密のドアがつく季節がくるまで、しばし、今の状況を存分に楽しんでいる母なのです。


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