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QUEEN三昧の日々

先月はQUEENのコンサートに始まり、日本限定のライブアルバムがリリースされ、期間限定のライブ映画が公開となり…。

ラジオではQUEEN特集が組まれ、リクエストをすればいつになくヒットし。noteにQUEENを書きまくり…。

QUEEN三昧の日々を送っていましたが。そんな日々もついに終わりました。


↓コチラが期間限定で公開された、QUEENのライブ映画です。

◆QUEEN ROCK MONTREAL(ロック・モントリオール)


こちら、大好きなライブ映像でして、コンサートの余波か、期間限定で公開されました。映画館でこのライブが体感できるなんて、ラッキー!と、すぐさま行ってきました。

平日のお昼にも関わらず、席は8割くらい埋まっていました。

フレディの血管の浮き出具合から、胸毛のもしゃもしゃ、喉の奥まで見えそうな大きな口の中まで(どこ見てる)、映画館の大スクリーンでは見える見える。若さ溢れるフレディの生き生きとした動き。家のテレビとは全然違う。

音響も桁違い。小さな囁き声まで聞こえる。

フレディ・マーキュリーの肉体美、ボーカル力を存分に堪能して満足して帰ってきました。もちろん他のメンバーも。



さて、ちょうどこの日、とあるnoteのお友達(勝手にすみません)から、「フレディ・マーキュリーの伝記のような映画を公開してるよ」とコメント欄で教えていただき、全く知らなかった私は喜んですぐにチケットを購入。

またしても平日のお昼に一人、映画館に足を運んだのでした。


◆フレディ・マーキュリー 「The Show Must Go On」

期間限定で公開されていたこの映画、客席70人ほどのミニシアターでの上映でした。

購入したチケットを握り締め、映画館に入ると、誰もいない。開始10分前なのに。

私の一番好きな席、最後列の一番端っこの席へ向かうと…、なんと、私の席の隣にぽつんと一人男性が座っていました。私の席には荷物が置かれていました。

すみません、とチケットを見せると、「あっ、すみません」と荷物をよけてくれました。

70席ある映画館の席で、最後列の隅っこの両隣に二人だけ。知らない人が見たら、カップルが映画を見に来たシチュエーションである。

なんだ、このシチュエーションは。気まずい。

シニア世代のこの男性、平日の昼間にこんなマニアックな映画を観に来るなんて、よほどフレディのファンなのだろうか。なんて色々考えていると、開始3分前にカップルが入ってきて、前の方の席に座りました。

どう見ても、二組のカップルがレアな映画を観に来た状況。

さすがに隣の男性も気まずさに耐えられなかったのか、映画が始まり、他に誰も来ないことを確認すると、そっと席を移動されました。笑

結局この日、たった4人でフレディのドキュメンタリー映画を鑑賞したのでした。ちょっと寂しかったけれど、家で鑑賞しているようなまったりとした気楽さが得した気分でした。


内容は手持ちのDVDのインタビューを切り取ったような、見覚えのあるものでしたが、色々と思い出すこともあり、改めてフレディの生き様を考えさせられ、とても有意義な時間でした。

残念ながらフレディの新しい映像は、もうほとんど出てこないのでしょうね。

後半フレディの悲しい最期を証言するコメントに、はぁ…、フレディは最期に苦しんだのか…、と胸が締め付けられそうになりましたが、それ以上に彼が享受した喜びや快楽、成し遂げた功績を思い浮かべ、悲しい人生ではなかったはず、と自分の中で言い聞かせて映画館を後にしました。


ということで、QUEEN三昧の日々も終わり。

またいつかやってくるかもしれないQUEENブームまで。