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QUEENのコンサートに行ってきました(番外編)

今日はしつこく二記事あげます。いい加減にしろ!ですよね。すみません。「番外編」と書きながら、マニア編です。

こちらは、コンサートのより個人的な独りよがりの感想です。言うまでもないですが、興味のない方はスルーしてくださいね。


今回のコンサートで思ったことが、「ロジャー色強め」だなぁ、ということでした。

◼️セットリスト

セットリストを振り返ってみると、オープニングが「レディオ・ガガ」でした。ロジャーの大ヒット曲ですね。

おおっ、いきなりロジャーの曲!と思いました。オープニングのインパクトは強いですよね。

ちなみに前回の2020年のコンサートでは、「ナウ・アイム・ヒア」でスタートしました。こちらはブライアンの曲です。

今回は、2020年に演奏された、ブライアンの曲、「ナウ・アイム・ヒア」「キープ・ユアセルフ・アライブ」「'39」「ドラゴン・アタック」は演奏されず、代わりにブライアンの曲は、「ファット・ボトムドガールズ」が追加されました。
ブライアンの曲、減っちゃってます。

そしてなんといっても、今回はロジャーの曲「カインド・オブ・マジック」が追加されたところが印象深かったです。2020年には演奏されていません。

また、今回驚いたのが、QUEENのアンコールといえば、「ウィー・ウィル・ロックユー」からの「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」が定番ですが、「ウィー・ウィル」の後に、またロジャーの「レディオ・ガが」が挟まれたのです。ラストは「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」でした。

前回のコンサートでは「レディオ・ガガ」は後半に一度演奏されたのみでした。もちろんアンコールには演奏されていません。なのに今回は二度も「レディオ・ガガ」!

オープニングに→ロジャーの「レディオ・ガガ」

半ばに→ロジャーの「カインド・オブ・マジック」

アンコールに→ロジャーの「レディオ・ガガ」

要所要所のメインの場面でロジャーの曲!

そして、ロジャーのドラムソロの前にはロジャーの若い頃の映像が映し出されるというファンサービス。ブライアンの若い頃の映像はなかったです。

今回のコンサート、ロジャー色強いなぁ、と。


◼️誰の曲が一番多かった?

今回のコンサートでは、個人的にはロジャーに焦点が当たっていたように思えましたが、果たしてどうだったのだろう?と調べてみました。

以下、作曲者が個人名義のものだけを集計したものです。共作は含まれていません。

2020年の来日ツアーで演奏された曲

フレディ作  10曲
ブライアン作 10曲
ジョン作   2曲
ロジャー作  2曲

2024年の来日ツアーで演奏された曲

フレディ作  9曲
ブライアン作 7曲
ジョン作   1曲
ロジャー作  4曲(レディオ・ガガ2回含む)


あら、全体から見るとロジャー、少ない。これでロジャー色強めとは言いすぎか。

さすが、ヒットメーカーであるブライアンやフレディの曲数はやはり多い。

しかし今回のコンサート、前回に比べるとフレディ、ブライアン、ジョンが減って、ロジャーが増えていました。他のファンはどう感じられたかな?と気になるところです。


*名古屋公演で演奏された、「キラー・クイーン」は、大阪、札幌、東京では演奏されませんでした。

◼️演奏された曲が入ったアルバム

ちなみに、今回演奏された曲は以下のアルバムからでした。アルバムリリースの古い順からです。

(リリースの年)(何枚目のアルバムか)(アルバム名)(演奏された数)

74年 3枚目 シアーハートアタック 1曲
75年 4枚目 オペラ座の夜 3曲
76年 5枚目 華麗なるレース 3曲
77年 6枚目 世界に捧ぐ 2曲
78年 7枚目 ジャズ 3曲
80年 8枚目 ザ・ゲーム 2曲
84年 11枚目 ザ・ワークス 4曲
86年 12枚目 カインドオブマジック 2曲
89年 13枚目 ザ・ミラクル 1曲
91年 14枚目 イニュエンドウ 1曲
95年 15枚目 メイドインヘブン 1曲

(名古屋で演奏された、キラー・クイーンを含んでいます)

2020年にはファーストアルバムや、2枚目のアルバムからも演奏されていましたが、今年は演奏されませんでした。しかも、名古屋でのみ演奏された「キラークイーン」が3枚目のアルバムなので、名古屋以外の公演では4枚目以降のアルバムから、ということになります。

今回は比較的中期〜後期のものが多かったような。

という、少しマニアックなお話でした。

*(数字の見落としがあればすみません)

しつこくコンサートの記事でうんざりされた方にはごめんなさいです。この記事をもってしばしQUEENの熱から頭を冷やします…。