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「原作主義者も納得のクオリティ!」

映画『かがみの孤城』を劇場で鑑賞。辻村深月原作のジュブナイルファンタジーを芦田愛菜、北村匠海、宮崎あおい、麻生久美子、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)ら、豪華声優陣によってアニメ映画化!

主人公の安西こころをはじめ、学校や家庭に居場所をなくした少年少女たちがある日突然、部屋の鏡から謎の巨大な城へとワープしてしまう。

「春がくるまでにこの城にある扉と鍵を探せ」

オオカミの被り物で顔を隠した謎の少女(芦田愛菜)の存在に戸惑うこころ達だったが、コミュニケーションを深めるうち、自分たちがこの城に呼ばれた理由、自分たちの共通点に気づいていく……。

人気小説の映画化というと、原作至上主義者からは何かと文句や批判の的になりがちであるが、本作に関しては比較的原作に忠実に作られており、ストーリーや演出上の違和感はなかった。ただ、ストーリーの中盤まで主人公が城の中で基本的に「何もしない」映画なので、城の世界観や会話の面白さだけでは少し物足りないかもしれない。

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